「THE SECOND」2025年王者として注目を浴びたお笑いコンビ・ツートライブの周平魂さん。
派手な芸風からは想像できない意外な高学歴や家庭的な一面、そして亡き父や家族への深い想いが話題となっています。
この記事では、周平魂さんの出身高校や大学、実家の居酒屋、そして2025年の優勝後の変化や人柄に迫ります。
知性と温かさを併せ持つギャップに触れることで、彼の魅力がより深く伝わってくるはずです。
周平魂の高校はどこ?偏差値や校風、在学時代のエピソード
まずは、多くの読者が関心を寄せている周平魂さんの高校について解説します。
芸人としての派手な芸風とは裏腹に、彼の学生時代は「エリート」と呼ぶにふさわしいものでした。
周平魂の出身高校は奈良の名門「帝塚山高校」
周平魂さんが通っていたのは、奈良県奈良市にある私立高校「帝塚山高等学校」です。
この学校は関西屈指の進学校として知られており、2025年現在でも偏差値は67から73という非常に高いレベルを誇ります。
また、帝塚山高校は東大・京大・阪大といった難関国公立大学への進学実績も高く、受験界でも名門として認知されています。

「まさかあの芸風の周平魂さんが、偏差値70越えの高校出身だったなんて!」 という驚きの声もファンの間でよく聞かれます。
校風は文武両道と品格重視のエリート校
帝塚山高校は「文武両道」と「品格の育成」を掲げる教育方針が特徴です。
クラブ活動も盛んで、文化系・運動系ともに全国レベルの実績を持つ部活がいくつもあります。
また、生徒一人ひとりにきめ細かい学習指導を行う体制が整っており、進学重視型のカリキュラムが組まれています。
周平魂さんが通っていた当時も、周囲は非常に優秀な生徒が多く、厳しくも刺激的な学びの環境だったと考えられます。
在学時代の意外な一面と現在への影響
現在のヤンチャなキャラとは違い、在学中は「意外とまじめだった」というエピソードもあります。
高偏差値の学校で学びながらも、将来に対して柔軟な視点を持ち、のちに芸人という異色の道へ進んだ周平魂さん。
その姿は、“型にはまらない生き方”の象徴といえるでしょう。

「知性ある“イキリ”って、ギャップがすごい…」 とSNSでも話題になったことがあります。
出身大学は兵庫県立大学!地元志向の学びと堅実なキャリア
最後に、周平魂さんの大学についてご紹介します。
彼の大学時代の選択からは、地元志向で堅実な人生設計がうかがえます。
出身大学と偏差値について
帝塚山高校を卒業後、周平魂さんは兵庫県立大学(当時の神戸商科大学)へ進学。
偏差値は学部によって異なりますが、おおむね47.5〜60のレンジとされ、関西地域で評価の高い実力派の公立大学として知られています。
同大学は2004年に「神戸商科大学」「姫路工業大学」「兵庫県立看護大学」の3校が統合して誕生。文系・理系・医療系が揃う総合型大学として運営されています。
大学時代と一度の挫折、そして運命の再始動
入学直後に同級生のたかのりさんと意気投合し、そのままコンビを結成します。
勢いのまま「M-1グランプリ」アマチュア枠へ挑戦するも、結果は二回戦敗退。
想像以上のプロの壁を痛感し、この挫折をきっかけに2人はいったん距離を置くことに。
周平魂さんは神戸市内のSOUL BLOODバー(現在は閉店)でアルバイト生活に専念し、お笑いから離れた日々を送ります。周囲が就職活動へ進む中、将来に悩む時期もあったといいます。
一方のたかのりさんも就活前に迷いを抱えつつ、お笑い動画を見返すうちに「周平とやっていたお笑い、めちゃくちゃ楽しかったな」と実感。
「もう一度ちゃんとお笑いやってみよう」と決心し、NSC(吉本総合芸能学院)への入学を選びます。
同じ頃、周平魂さんも自宅でたまたま耳にしたラジオ『松本人志の放送室』に心を動かされ、「やっぱり、もう一度お笑いがやりたい」という気持ちが再燃。
こうして2人は再びコンビとして再始動します。
その後は、2017年「ABCお笑いグランプリ」決勝進出、2019年・2022年・2023年「上方漫才協会大賞」文芸部門賞の受賞(通算3度受賞)、さらに「ラヴィット!」の新年企画“正月-1GP”優勝など実績を重ね、評価を確かなものにしました。
今や代名詞となった「イキリ漫才」では、周平魂さんが「2つドエラい発見してん」「今まで食うたラーメンの中でダントツのナンバーワン」とイキって振り、たかのりさんが「えらいイキッてんなぁ」「なんでお前がイキッてんねん」と切り返す冒頭の型で、観客を一気に引き込みます。
卒業生には実力派の著名人も
- 中内㓛さん — ダイエー創業者
- 國井総一郎さん — ノーリツ元社長
- 井巻久一さん — マツダ元社長
- 水野麗奈さん — 女優
- 大石昌良さん — アニソン歌手(オーイシマサヨシ)
実家は京都の町家風居酒屋「かまん坐」!ご両親が営む温かいお店
次に、周平魂さんの家庭的なルーツともいえる実家についてご紹介します。
意外にも実家は京都市中京区にあるアットホームな居酒屋で、多くのファンや地元客から愛されているお店です。
京都・中京区にある町家風の落ち着いた店舗
周平魂さんのご実家「味房 かまん坐(かまんざ)」は、京都市中京区にあります。
地下鉄・丸太町駅から徒歩圏内と、観光地からもアクセスしやすい立地にあります。
店舗の外観は京都らしい町家造りで、内装も落ち着いた雰囲気。
京都の空気感と居心地の良さが調和した空間となっています。

「芸人の実家とは思えないほど、静かで癒される空間でした」 という口コミもあります。
「かまん坐」という店名に込められた意味
「かまん坐」という店名には、「気楽に座って楽しんでほしい」というご両親の思いが込められています。
京都弁の温かみと、おもてなしの心が感じられるネーミングです。
料理は京野菜のおばんざいを中心に、健康的で家庭的なメニューが並びます。
中でも「鯖のきずし」や「京野菜の炊き合わせ」は人気メニューとして知られています。
ファン必見!実家がちょっとした聖地に
ファンの間では「運が良ければ本人が顔を出すかも?」とウワサされており、ちょっとした“聖地巡礼スポット”になりつつあります。
常連さんからは「お父さんお母さんがとても優しい」「初めてでも安心できるお店」といった声も多く、芸人の実家という話題性だけでなく、純粋にお店の魅力が評価されています。
店舗情報まとめ
- 店名:味房 かまん坐
- 住所:京都市中京区丸太町通西洞院西入る横鍛冶町116
- 電話番号:075-213-3221
- 営業時間:17:00~25:00(L.O.24:00)
- 公式サイト:https://www.kamanza.net
- Instagram:@kamanza1228
周平魂さんを支えた“家族愛”と奥さんの存在
2025年5月、『THE SECOND~漫才トーナメント~』で優勝を果たした直後、周平魂さんの頭に真っ先に浮かんだのは「家族」のことだったといいます。
2024年に父親を亡くしており、「賞金でお墓を建てる」と会見で明言。
実際に見積もりを取り始め、「賞金がすぐ石になります」と笑いを交えながらも、父への深い感謝をにじませていました。
また、結婚して9年になる奥さんとは、月収4万円の時代から支え合ってきた間柄。
「8,000円の棚を買っていい?」と聞く奥さんに「買え買え!」と答えると、「調子乗るなや!」と返されたというエピソードには、浮かれず地に足の着いた夫婦関係が垣間見えます。
現在は5歳になる息子さんと日常を共に過ごす中で、「芸人になりたい」と語る息子の姿に驚いたという話も。
“漫才師の父”としての新たな背中を、次世代がしっかり見ているのかもしれません。
さらに、優勝で一気に全国区となった後も、周平魂さんは「変化が怖い」と語り、生活のスタンスを大きく変えないことを意識しています。
たとえば、移動ではタクシーの利用が許可されても自転車を選ぶなど、優勝後も質素で堅実な暮らしを続けている点が印象的です。
地元に根差した人生設計と今後の可能性
周平魂さんのキャリアは、京都(実家)→奈良(高校)→兵庫(大学)という関西圏を軸にした流れで構成されています。この地元志向が、彼の“ブレないお笑いスタイル”や親しみやすさに繋がっているのかもしれません。

「派手に見えて、実は堅実。だからこそ人を惹きつけるのかも」 という分析も、納得できます。
まとめ
今回はツートライブ・周平魂さんの学歴と実家、そして人柄がにじむエピソードをご紹介しました。
出身高校は奈良の名門・帝塚山高校、大学は兵庫県立大学という高学歴でありながら、漫才という自由な道へ進んだ異色の人物です。
実家は京都の町家風居酒屋「かまん坐」で、両親の温かい人柄が感じられる“聖地”としても知られています。
2025年5月には漫才師の祭典『THE SECOND』で見事優勝を果たし、家族や息子への思い、亡き父への感謝を語ったことで、さらなる注目を集めました。
派手な芸風の裏にある真面目さと家族愛、そして地に足の着いた人間性。
これからの周平魂さんの活躍を、より一層応援したくなる内容ではないでしょうか。