ブレイキングダウンのリングで、「孤高のカリスマ」として異彩を放つ啓之輔選手。
その圧倒的な強さと、時に見せる人間味あふれる一面が多くのファンを惹きつけてやみません。
アウトサイダー時代からのレジェンドの半生は、まさに波乱万丈。
彼の強さの秘密やリングを降りた彼の素顔は？
そして、気になる彼女の存在や結婚・恋愛の噂まで、その全てに迫ります。
この記事では、啓之輔選手の本名・年齢・戦績・格闘スタイルから、恋愛や結婚に関する情報までを徹底解説。
啓之輔という存在を深く掘り下げ、その魅力を余すことなくお届けします。
啓之輔（吉永啓之輔）とは何者？プロフィールを紹介
格闘技イベント「BreakingDown（ブレイキングダウン）」でおなじみの啓之輔（けいのすけ）選手。
威圧感のある風貌と熱い言葉、そして独特の存在感で視聴者の心をつかみ、毎大会注目される選手の一人です。
その一方で、彼の経歴や本名などの“素顔”については意外と知られていません。
ここでは、啓之輔選手の基本プロフィールを詳しく紹介していきます。
啓之輔｜本名・年齢・出身地などの基本情報
啓之輔選手の本名は、吉永啓之輔（よしながけいのすけ）。2025年6月現在42歳です。
格闘家としてはややベテランに差し掛かる年齢ではありますが、いまだに高い身体能力と精神力で若手選手と互角に渡り合っています。
| 本 名 | 吉永啓之輔（よしながけいのすけ） |
| 生年月日 | 1983年3月26日 |
| 年 齢 | 42歳（2025年6月現在） |
| 出身地 | 栃木県 |
| 身 長 | 181cm |
| 体 重 | 78.6kg |
| 階 級 | ウェルター級 |
| 所 属 | TEAM YMC栃木（代表を務めるジム） |
| バックボーン | ブラジリアン柔術・キックボクシング |
| 通 称 | 格闘彫師 |
| 北関東最強暴走族 魔璃闇薔薇総長 | |
| キング・オブ・アウトサイダー | |
| 生ける不動明王 | |
| ミスターアウトサイダー | |
| 【SNS】 | |
| ＠keinosuke91 | |
| X（旧Twitter） | @yoshikei91 |
| YouTube | 啓之輔.けいチャンネル |
啓之輔の格闘歴・戦績まとめ【アウトサイダー〜ブレイキングダウン】
ブレイキングダウンのリングで、「孤高のカリスマ」として観客を魅了する啓之輔選手。
その圧倒的な存在感と、どんな相手にも臆さないファイトスタイルは、多くの格闘技ファンを惹きつけています。
しかし、その強さのルーツは、多くの伝説を生み出した「THE OUTSIDER」時代にあります。
啓之輔｜THE OUTSIDER時代の戦績と実績（2008〜2015年）
THE OUTSIDER時代の啓之輔選手は、“剛腕”と“気迫”を武器に、技術面では粗削りながらも、闘志と激しさで一撃を狙うファイトスタイルが特徴的でした。
特筆されるのは、彼がベルトを巻いた「65-70kg級王者」としての活躍です。
強豪ひしめく階級で、持ち前の打撃と柔術を駆使したグラウンドスキルで相手を制圧。
それは、まさにアウトサイダーの代名詞とも言えるものでした。
この時期の活躍が後のステージへの足がかりとなり、BreakingDownなどへの出場へとつながっていきます。
| 試合数 | 勝利 | 敗北 | 主な勝利方法 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 約30戦以上 | 多数（20勝以上） | 数敗 | 三角絞め・TKO・判定など | ※アマ・プロ含む |
【主な実績・タイトル】
- 初代 THE OUTSIDER 65-70kg級王者（2009年）
- トーナメントを制し、決勝では佐野哲也にTKO勝利
- 第4代THE OUTSIDER 65-70kg級王者（2014年）
- 熊澤伸哉にTKO勝利し王座返り咲き
- MVP・ベストバウト賞・ベストテクニック賞など多数受賞
- 前田日明氏から「プロを含めたベストバウト」と評された試合も
【印象的な試合ピックアップ】
- 2009年12月13日：トーナメント決勝 vs 佐野哲也
- 1R 0:36、膝蹴りからのTKO勝利。1年前の雪辱を果たす劇的勝利
- 2011年11月13日：王座戦 vs 佐野哲也（3度目）
- 判定3-0で勝利し、実力者同士の因縁に決着
- 2015年7月19日：王座防衛戦 vs 朝倉未来
- 1R 2:35、右フックからのパウンドでKO負け。王座陥落
- 2008年3月30日THE OUTSIDER 第1戦 根性賞を受賞
浦野貴之にパウンドでTKO勝ち。
このイベントは「不良の中の不良を決める」とも称され、格闘技経験の有無を問わず、荒れた過去を持つ若者たちがリングで真剣勝負を繰り広げるというスタイルが話題となりました。 - 2008年10月19日THE OUTSIDER 第3戦 前田日明賞（MVP）・ベストグラウンドテクニック賞を受賞
江田雄一に腕ひしぎ十字固め一本勝ち。
- 2008年12月「TEAM YMC栃木」設立（栃木県真岡市）
事務を設立し代表になる
- 2008年12月20日THE OUTSIDER 第4戦 ベストバウト賞・クローズZEROⅡ賞・ファイティングスプリット賞受賞
佐野哲也と対戦。THE OUTSIDER代表の前田日明に「日本人絡みの試合でこの数年でプロを含めベストバウト」と評価される。
- 2009年3月15日クローズZERO II 公開記念 THE OUTSIDER SPECIAL 真樹日佐夫賞受賞
秀虎と対戦。右ストレートでダウンと左ジャブ連打でKO負け。
- 2009年8月9日THE OUTSIDER 第7戦 ベストファイター賞受賞
山口剛と対戦。開始19秒でフロントチョークで一本勝ち。
- 2009年10月11日THE OUTSIDER 第8戦 グラウンドテクニック賞・ベストバウト賞受賞
モルトマン・三枝美洋と対戦。それぞれ三角絞めで一本勝ち
- 2009年12月13日THE OUTSIDER 第9戦 65-70kg級初代チャンピオン・MVP・ベストストライキングテクニック賞・ベストバウト賞受賞
武井勇輝と対戦。開始37秒でKO勝ち。決勝で佐野哲也と対戦。TKO勝ち。
- 2010年10月11日THE OUTSIDER 第13戦 プロデビュー戦
大会前にリングスとプロ契約。奥出雅之と対戦。腕ひしぎ十字固めで一本負け。
- 2011年11月14日THE OUTSIDER 第19戦
佐野哲也と65-70kg級王座を賭け3度目の対戦。3-0の判定勝ち。
- 2012年7月15日THE OUTSIDER 第22戦 王座防衛に失敗。
65-70kg級王座防衛戦でRyoと対戦。1R58秒チョークスリーパーでタップアウト。
- 2014年9月7日THE OUTSIDER 第32戦 王座奪還
65-70kg級タイトルマッチで王者熊澤伸哉に挑戦し1R2分47秒TKO勝ち。
- 2015年7月19日THE OUTSIDER 第36戦 王座陥落
65-70kg級王座防衛戦で朝倉未来と対戦。1R2分35秒右フックからのパウンドでKO負け。
吉永啓之輔｜ブレイキングダウンでの戦いと注目試合
「THE OUTSIDER」の伝説を背負い、啓之輔選手が新たな戦いの舞台として選んだのが、格闘技界に旋風を巻き起こしているBreakingDown (ブレイキングダウン)です。
短時間で決着がつく1分間ルールのこの舞台は、彼の持ち味である瞬発力と決定力を最大限に引き出し、新たなファン層を獲得するきっかけとなりました。
BreakingDown16（2025年7月13日）では、なんとYouTuberのアマリザ選手との対戦が決定しており、異色カードとして注目を集めています。
登録者数200万人超の人気YouTuber・アマリザとの対戦は、格闘技経験の差を超えた“覚悟のぶつかり合い”として注目されています。
対戦相手となるアマリザ選手については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
| 大会 | 対戦相手 | 勝敗 | 試合結果 |
|---|---|---|---|
| BD4 | 井土徹也 | × | 判定1-2（MMA） |
| BD5 | モハン・ドラゴン | ○ | 判定5-0（キック） |
| BD6 | 飯田将成 | ○ | 1R 40秒 KO（膝蹴り） |
| BD7 | ジョリー | × | 延長判定1-4 |
| BD7.5 | ジョリー（再戦） | × | 延長判定1-2（3R+延長） |
| BD8 | コ・ソクチョル | ○ | 1R 16秒 KO（膝蹴り） |
| BD10 | ダイスケ | ○ | 判定5-0（1分3R） |
| BD13 | 幕大輔 | 〇 | 13秒 KO（膝蹴り） |
| BD16 | アマリザ | 予定 | 2025年7月13日 |
※BD9は監督として出場
【注目試合ピックアップ】
- ✅ BreakingDown6 vs 飯田将成
- 「THE OUTSIDER vs BreakingDown」大将戦
- 開始直後にスタンディングダウンを取られるも、膝蹴り一発で逆転KO勝利
- “アウトサイダーの意地”を見せた名勝負
- ✅ BreakingDown7 & 7.5 vs ジョリー（2連戦）
- 若手エース・ジョリーとの連戦
- どちらも延長戦までもつれる激闘で、判定負けながらも啓之輔のタフさと技術が光る
- ファンの間では「勝敗以上に熱かった」と語られる試合
- ✅ BreakingDown10 vs ダイスケ
- 「負けたら引退」を掲げた試合
- 3Rフルで戦い抜き、判定5-0で勝利し引退回避
- 試合後のマイクで「YA-MANとの対戦」を要求し話題に
吉永啓之輔に彼女はいる？嫁の噂や過去の恋愛事情も紹介！
吉永啓之輔さんといえば、渋さと色気を兼ね備えた“大人のイケメン”。
格闘技ファンの間ではもちろん、女性ファンからも根強い人気を誇り、試合会場には多くの女性ファンが詰めかけたという話もあるほどです。
そんな啓之輔さんですが、2023年12月に朝倉未来さんのYouTubeチャンネルで公開された飲み企画「はしご酒」で、“過去に6人と交際していた”ことが暴露され、ファンの間では「チャラ之輔」「6人ニキ」などの愛称でも話題になりました。
この記事では、そんな啓之輔さんの恋愛事情や結婚歴について、分かっている情報をもとにご紹介します。
啓之輔に彼女はいるのでしょうか？
現在の交際状況について、啓之輔選手自身が明言している情報はありません。
しかし、SNSやYouTubeではたびたび“彼女ネタ”をユーモア交じりに投稿しており、その軽妙なトークが「チャラ之輔」と呼ばれるきっかけにもなりました。
たとえば、ぽっちゃり女性とのツーショットに「また太ってた…そろそろ別れようか」と添えたり、名古屋の飲食店と女性を絡めて「でぶ美」と呼ぶなど、愛嬌のある“ネタ交際”がファンの間で親しまれています。
その一方で、過去の動画では年下の女性と交際していたエピソードを語ったこともあり、実際の恋愛経験も豊富な様子。
ファンからの恋愛質問にもオープンに答える姿勢から、距離の近さがうかがえます。
吉永啓之輔の嫁の噂と過去の恋愛事情
吉永啓之輔選手は2022年のYouTube動画『けいチャンネル｜横山あいりに告白してみた』の中で、
「もう10年くらい前に離婚しました」と自身の離婚歴をサラッと明かしています。
この発言から、啓之輔選手は30歳前後で一度結婚していたこと、そして現在は独身であることがわかります。
元嫁や家庭の詳細については公表されていないものの、過去に家庭を持っていたという点は彼の意外な一面かもしれません。
また、若い頃からモテていたようで、暴露系の企画や飲み会トークでは“何人くらいと付き合ったか”といった質問にも茶目っ気たっぷりに回答。
このあたりが「チャラ之輔」と呼ばれる一因ですが、格闘技の厳しさとは対照的な、柔らかく人間味ある魅力として好感を持たれている側面もあります。
まとめ
ブレイキングダウンで“孤高のカリスマ”と称される啓之輔（吉永啓之輔）選手。
本名「吉永啓之輔」、現在42歳。
彼の格闘家としてのルーツは、約30戦以上の激闘を繰り広げ、初代・第4代65-70kg級王者となった「THE OUTSIDER」時代にあります。
朝倉未来選手との伝説的な一戦も、この舞台で生まれました。
そして、舞台を「BreakingDown」に移してからも、啓之輔選手は観客を熱狂させ続けています。
飯田将成選手からの劇的KO勝利、ジョリー選手との連戦、そして「負けたら引退」を掲げたダイスケ選手戦での勝利など、数々のドラマをリング上で展開し、唯一無二の存在感を放っています。
また、彼のプライベートにも触れました。
現在の彼女とされる「でぶ美」ちゃんとのユニークなやりとりは、彼の人間味あふれる一面を垣間見せます。
さらに、10年ほど前に離婚歴があるという意外な過去も明らかに。
今後の啓之輔選手にとって、最も注目されるのは2025年7月13日に開催されるBreakingDown16でのアマリザ戦です。
人気YouTuberとの異色対決は、彼の格闘家としての新たな一面を見せるのか、あるいはその経験値で圧倒するのか、多くのファンが固唾をのんで見守っています。
「格闘彫師」「ミスターアウトサイダー」といった異名を持つ啓之輔選手は、その生き様そのものが魅力的です。
リング内外で見せる彼の多面的な魅力は、今後も私たちを惹きつけてやまないでしょう。
