高安と大の里の関係は?
2025年大相撲夏場所で大の里の2場所連続の優勝が決まり、あわせて横綱スピード昇進という話題に日本中がわきに沸きました!
優勝後に行われた優勝パレードで,オープンカーの大の里の隣にいる旗手役の高安関の姿を見て、なぜ?と思った人が多かったようです。
また、5月30日に明治神宮で行われる新横綱の推挙式と奉納土俵入りで、太刀持ちを高安関が務めることも決まり、感激の声があがっています。
この記事では、【大の里の優勝パレード】で、なぜ大の里の隣で旗手役が高安関だったのか、高安関と大の里にはどんな関係があるのかについて、書いていきます。
【大の里優勝パレード】隣の旗手役が高安なぜ?
大の里の優勝パレードで、オープンカーに乗る大の里の隣で旗手を務める高安関をみて、たくさんの人が感動しながらも、部屋が違うのになぜ高安?と思った人もいたようです。
それには、3つ理由が考えられます。
一門が同じ?
優勝パレードの旗手は、同じ部屋の関取が務めるのが慣例です。

旗手は、優勝した力士の横で、旗をはためかせパレードを盛り上げる大切な役目だから、同じ部屋の大関なら安心だよね。
でも、部屋に関取がいなけれは、一門にお願いできます。
高安関の所属する「田子ノ浦部屋」と、大の里の所属する「二所ノ関部屋」は、同じ二所ノ関一門なのです。
同じ一門なので、高安関が務めることになったのですね。
高安関は叔父?
大の里と高安関は、ただの同じ一門というだけではないようです。
大の里の師匠である二所ノ関親方と高安関は、同じ鳴戸部屋にいた兄弟弟子。
高安関は大の里からすると、師匠の弟弟子というつながりになるのです。

師匠を親とすると、高安関は叔父さんにあたるんだって
師匠つながりで叔父と甥という関係なら、お互いに身近な存在に感じられますよね。
でも、大の里と高安関はプロになってから知り合ったのでしょうか。
高安関は恩人?
大の里はプロになる前に高安関に会っているのです。
大の里が、日本体育大から二所ノ関部屋に入る前、体験入門した時に稽古をつけてもらったことがあるそうです。
その時、高安関が「この部屋なら間違いない」と大の里の背中を押してくれたことが、大の里が横綱となる道を作ってくれたといえますね。

お互いに、どんな印象をもったのか、気になるね。
大の里の初巡業では、明け荷を隣において、細かなところまで教えてくれた兄弟子のような存在。
2024年4月に大の里に問題が起きた時、巡業先で高安関がぶつかり稽古をしてくれたそうです。
「叔父」が「甥」のピンチに、体を張って寄り添ってくれたといえるでしょう。
まさに恩人です。

大の里と高安関には強い絆があるんだね!
旗手を務めるのは、優勝した力士と同じ部屋の力士や同郷、または親しい力士が多いそうです。
高安関が旗手を務めたのは、まさに「親しい」以上の身内のような存在だったからと言えますね。
そんな、高安関と大の里ですが、次は二人の関係について迫っていこうと思います。
高安と大の里の関係は?
先に、高安関は大の里にとって、同じ一門であり、二所ノ関親方を介して叔父であり、恩人であることを上げました。
でも、高安関と大の里の関係はそれだけではありません。
2025年春場所では千秋楽の優勝決定戦で、高安関と大の里が対戦し、大の里が三度目の優勝となりました。
大の里が24歳で高安関は35歳。年齢は一回り違います。
高安関は大関から降格になり、今は小結ですが、まだまだ相撲への熱い気持ちを持ちつづけています。
過去、9回優勝決定戦で優勝を逃している高安関は、「優勝してほしい力士ナンバー1」です。
相撲協会、また相撲ファンからも大きく期待されている2人。
高安関と大の里の関係は、最高の好敵手といえるのではないでしょうか。
xで大の里のパレードが話題になっています。

笑顔で大の里の手を取って万歳をする高安の懐の深さに泣けてきます。 次は、高安が主役でパレードする姿を見たいです。

いつか高安が優勝したら、旗手は大の里で。

感動で号泣してしまいました。
まとめ
【大の里優勝パレード】隣の旗手が高安なのはなぜ?
1.同じ一門に所属
2.高安関が大の里の師匠の弟弟子で、師匠を親とすると高安関は大の里の叔父
3.大の里が二所ノ関部屋に入るのに背中を押してくれて、入った後も兄弟子のように色々教えてくれ、問題を起こしてしまった時も胸をかしてくれピンチから救ってくれたまさに恩人
高安関と大の里の関係は?
叔父であり、恩人であり、最高の好敵手といえるでしょう