2025年ドラフト候補として注目されている智弁和歌山の右腕・宮口龍斗(みやぐち りゅうと)投手。
最速152km/hの直球を武器に、高校野球界で存在感を放つ逸材です。
この記事では、出身中学や少年野球時代の実績、現在の投球スタイル、さらには進路やドラフト評価まで、彼の全貌を徹底解説します!
宮口龍斗のwikiプロフィールと経歴まとめ
名前 : 宮口 龍斗(みやぐち りゅうと)
所属 : 智弁和歌山高等学校(和歌山県)
学年 : 高校3年(2025年度時点)
生年月日 : 2007年生まれ(誕生日非公開)
出身地 : 兵庫県川西市
身長 / 体重 : 約183〜184cm / 85〜88kg
投打 : 右投右打
ポジション : 投手(主にリリーフ登板)
球速 : 最速152km/h(2024年秋季大会)
出身中学 : 川西市立多田中学校
少年野球歴 : 多田エンゼルス → 伊丹ボーイズ(全国大会出場)
代表歴 : U-15日本代表(2022年 世界大会出場)
目標選手 : 藤川球児
進路希望 : プロ志望(大学進学の可能性もあり)
宮口龍斗(みやぐち・りゅうと)選手は、智弁和歌山高校に所属する右腕投手で、2025年ドラフト候補として注目されている逸材です。
兵庫県川西市出身で、183cm前後の長身と85〜88kgのがっしりとした体格を持ち、マウンド上での存在感は抜群です。
宮口龍斗の出身中学と少年野球時代の歩み
宮口選手は川西市立多田中学校に通いながら、「伊丹ボーイズ」に所属して中学時代を過ごしました。
伊丹ボーイズは関西でも有力な硬式野球チームの一つで、多くの有望選手を輩出しています。
彼はその中でも頭ひとつ抜けた存在で、全国大会に出場するだけでなく、2022年には「U-15日本代表」に選出され、世界大会にも出場。
中学時代からすでに「将来プロを目指せる器」として高い評価を受けていました。
小学生時代は「多田エンゼルス」で野球を始め、3年生から本格的に投手としてプレー。
早くから球のキレや回転数の高さが注目され、「あの子は中学で必ず化ける」と周囲の大人たちも口を揃えるほどのポテンシャルを見せていました。
智弁和歌山への進学とその背景
高校は全国屈指の強豪校、智弁和歌山に進学。
これは決して偶然ではなく、自身がプロを見据えた上での明確な選択だったと言えます。
智弁和歌山は、甲子園常連校であると同時に、プロ選手を多数輩出してきた育成力の高い学校です。
厳しい競争環境の中で、1年生の頃からベンチ入りし、実戦経験を積めることが期待されていた宮口選手にとって、理想的な環境でした。
入学後は1年の夏から試合に帯同。
2年時には救援投手として公式戦に出場し、球速も140km/h台後半を記録。
夏の公式戦では背番号19で登板し、その後、秋季大会では背番号11を託されるなど、チーム内での信頼も急上昇していきました。
「素材型エース」への成長段階
現在の宮口選手は、典型的な「素材型エース候補」として見られています。
球速の向上、体格の成長、変化球の多彩さ、そして投球フォームの安定感という面で、非常に高いポテンシャルを秘めています。
本人はインタビューで「春までに155km/hを出したい」と語っており、トレーニングにも積極的。
あくまで「高校の今がゴールではない」という意識で、プロ入り後を見据えた体づくりや技術向上に取り組んでいます。
彼の成長過程は、「中学から将来を見据えたキャリア設計をし、それを着実に積み上げている」理想的な選手像そのもの。
中学→強豪高校→プロへという王道を、結果と実力で歩んでいるのです。
宮口龍斗の智弁和歌山での活躍|最速152キロを叩き出す投球スタイル
宮口龍斗選手が全国的に注目されるようになった最大の要因は、智弁和歌山高校での実績と、年々進化する投球スタイルにあります。
強豪校ならではのハイレベルな競争環境の中で、宮口選手は自らの存在感を確立。
特に2年秋以降の急成長は目を見張るものがあります。
背番号11の救援右腕として台頭
宮口選手は高校2年の秋季大会から、智弁和歌山の「救援の柱」として起用されるようになりました。
背番号はリリーフエースを意味する「11」。
これは監督からの信頼の証でもあります。
秋季大会では6試合すべてに救援登板し、13イニングで15奪三振・防御率0.00という圧巻の成績を残しました。
特筆すべきは、失点ゼロという数字が示す安定感。
プレッシャーのかかる場面でも動じず、相手打者を打ち取る力が備わっていることが分かります。
また、近畿大会でも登板し、強豪校相手にその実力を証明。
この大会で最速152km/hを計測し、スカウトの注目度を一気に引き上げました。
宮口龍斗の選抜甲子園でのパフォーマンスと課題
2025年3月の選抜高校野球大会では、智弁和歌山が準決勝まで進出。
宮口選手はこの大会で計3試合、合計8.2イニングを投げ、自責点4、防御率4.15を記録しました。
結果だけを見れば圧倒的とは言えませんが、注目すべきは内容です。
選抜初戦で150km/hを記録し、試合後には「そんなに出てる感じしなかった」と語るなど、フォームの完成度とリリース感覚の安定が垣間見えました。
本人はその後のインタビューで、「ストレートをもっと高めたい」と語り、今後の伸びしろに言及しています。
特に制球力と球威のバランス、そして変化球の精度向上が課題として挙げられており、プロを意識した次のステップに向けて意識が高いことが伺えます。
ストレートと変化球のコンビネーションが武器
宮口選手の投球の軸となるのは、150km/hを超えるストレートです。
回転数が高く、打者の手元でノビを感じさせる直球は、いわゆる「空振りが取れる球種」として評価されています。
一方で、変化球も多彩。
特に注目されるのが縦スライダー。
120〜130km台で落ちる球は、縦変化が鋭く、「パワーカーブ」とも形容されることがあります。
他にもカットボールやフォーク、チェンジアップなどを操り、緩急のついた投球が持ち味です。
セットポジションからの投球でもスムーズに腕が振れるフォームが特徴で、テンポも良く、守備陣にも安心感を与えるタイプです。
宮口龍斗の体格とフォームのバランスも成長中
現在の身長は183〜184cm、体重は85〜88kgと、プロレベルでも通用する体格を持っています。
さらに、股関節の柔軟性や体幹の強さも兼ね備えており、フォームの安定感が年々向上しています。
高校入学当初はやや粗さも見られたフォームですが、現在は軸がしっかりと安定し、無駄な力を入れずにリリースできるようになりました。
この点は、プロスカウトからも高く評価されています。
宮口龍斗のドラフト評価|プロスカウトが注目するポイントとは?
宮口龍斗選手は、2025年のプロ野球ドラフトにおいて、複数球団のスカウトが注視する注目選手の一人です。
最速152km/hの直球を軸に、完成度の高いフォーム、多彩な変化球、そしてマウンド上での落ち着きが揃った”素材型の即戦力候補”として、プロの世界でも高い評価を受けています。
スカウトが宮口龍斗を評価する3つの強み
プロのスカウトが宮口選手に対して高評価を与えるポイントは大きく3つあります。
1つ目は、直球の質と将来性。
152km/hの速球は単なる球速ではなく、打者の手元で伸びるような”ホップ成分”の強い直球です。
回転効率も良く、空振りを奪える球質であることが特徴です。
中日スカウトの山本将道氏は「良い投げ方をしていて、フォームのバランスが良い。
腰の回転の強さや柔らかさがあり、今後さらに伸びていく選手」と語っています。
2つ目は、フォームの安定性と柔軟性。
多くの高校生投手は球威に頼るあまりフォームに粗さが残る傾向がありますが、宮口選手の場合はすでに投球フォームが洗練されており、セットポジションからでもしっかりとした腕の振りができています。
これはリリーフとしての適性を高める要素であり、即戦力評価にもつながります。
3つ目は、マウンドでの精神的な強さとゲームメイク力。
智弁和歌山のような全国区の強豪校で、救援投手としてプレッシャーのかかる場面を任され続けてきた経験は、何よりの実績です。
防御率0.00という記録も、単に「抑えた」だけではなく、「試合を壊さず、自分の仕事を全うできるメンタルの強さ」が証明された結果といえます。
スカウトが宮口龍斗を注目する「素材型」の意味
宮口選手は一般的に「素材型」と分類されますが、これは「未完成」ではなく、「伸びしろが豊富」という意味です。
すでに直球は高校生トップクラス、変化球も実戦で使えるレベルにありますが、さらに球速を伸ばし、変化球の精度を高め、制球力を磨いていくことで、より上のステージでも活躍できる可能性が高いと見られています。
スカウト評価の中には「直球の威力:A」「フォーム:B」「制球力:B」「変化球精度:B」「将来性:A」といった内容もあり、完成度と可能性をバランス良く兼ね備えた「ハイレベルな平均点型」の投手という位置づけです。
即戦力よりも”上積み”に期待する球団向け
ドラフトでは「即戦力型」と「素材型」のバランスが取れる指名が求められますが、宮口選手の場合は即戦力としてのリリーフ起用も視野に入りつつ、最終的には先発として育成したいと考える球団が多いと予想されます。
そのため、育成力に自信のある球団(たとえば阪神・中日・ソフトバンクなど)からは「自前で育てたいタイプ」として上位指名の可能性があります。
特に2位〜3位あたりでの指名候補としての声が増えてきており、今後の大会でのパフォーマンス次第では、さらなる上位浮上も現実的です。
まとめ|ドラフト指名の可能性は?注目の逸材を見逃すな!
宮口龍斗選手は、高校球界屈指の素材型右腕として、2025年ドラフトでの指名が期待される逸材です。
最速152km/hの直球と多彩な変化球、安定した救援経験に裏打ちされた実力は本物。
今後の大会でさらなる飛躍を見せることができれば、ドラフト上位指名も十分射程圏内です。
プロ入り後の活躍を期待せずにはいられない、将来が非常に楽しみな選手です。
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