横浜高校の2年生・小野舜友(おの しゅんすけ)選手は、投打にわたって才能を発揮する「二刀流」として全国から注目を集める逸材です。
小中学校時代から全国大会や国際大会で経験を積み、名門・横浜高校でも1年生から主力として試合に出場。最速140km台前半の直球を操る左腕投手でありながら、長打力と勝負強さを兼ね備えた打者としても高い評価を受けています。
本記事では、小野舜友選手のプロフィールや経歴、高校での実績、プレイスタイル、そしてドラフトでの注目度まで詳しくご紹介します。
小野舜友のプロフィール
横浜高校の2年生、小野舜友選手は、二刀流のプレーヤーとして全国から注目を集めています。
それでは、小野選手のプロフィールを詳しく見ていきましょう。
名前・読み方・出身地・生年月日
名前は、小野舜友(おの しゅんすけ)です。
愛知県岡崎市出身で、2008年4月12日生まれの17歳。
身長・体重・投打
身長は177cm、体重は85kg。
バランスの取れた体格を活かし、左投げ左打ちで内野手を務めます。
さらに投手としても力強い直球とキレのある変化球を操り、打者としては長打力と勝負強さを兼ね備えています。
この実力こそが、二刀流として注目される理由です。
【横浜高校2年生 小野舜友の基本プロフィール】
・名前:小野舜友(おの しゅんすけ)
・生年月日:2008年4月12日 17歳(2025年8月現在)
・学年:横浜高校 2年生
・出身:愛知県岡崎市
・身長:177cm
・体重:85kg
・投打:左投げ左打ち
・ポジション:投手・内野手(一塁手)の二刀流
・背番号:3
・遠投:90m
・50m:6秒3
小野舜友の小中学校の野球経歴
小学校時代の所属チームと大会成績
愛知県岡崎市立福岡小学校に通っていた小野舜友選手は、地元の「岡崎南クラブ」で野球を始めました。
小学6年生の2020年には、中日ドラゴンズジュニアに選出され、ドラゴンズベースボールアカデミーで本格的な指導を受けています。
同年の「NPB12球団ジュニアトーナメント」では、阪神タイガースジュニアとの1回戦で登板し勝利に貢献。
準決勝でも広島東洋カープジュニアを下し、決勝へ進出しました。
結果は東京ヤクルトスワローズジュニアに敗れましたが、全国トップクラスの舞台で投打両面の実力を示しました。
2020年NPB12球団ジュニアトーナメントでも活躍しています。
・1回戦 vs.阪神タイガースジュニア 2-9で勝利(投手)
・準決勝 vs.広島東洋カープジュニア 4-3で勝利
・決 勝 vs.東京ヤクルトスワローズジュニア 0-4で敗北(投手)
出典:球歴.com
中学校時代の所属チームとポジション
岡崎市立福岡中学校進学後は、「東海中央ボーイズ」に所属。
東海中央ボーイズは、創部間もないながら全国大会で優勝経験を持つ強豪チームです。この頃小野選手は、内野手と投手の二刀流として頭角を現します。
2023年の「スターゼンカップ第53回日本少年野球春季全国大会」では、創部11年目にして初優勝を果たす快挙に大きく貢献しています。決勝では紀州ボーイズを6-0で破り、チームのエース格としての存在感を発揮しました。
中学時代の出場試合
・2022年 ジャイアンツカップ(準々決勝 vs.札幌新琴似リトルシニア 1-14で敗北)
・2023年 ボーイズ春季全国大会(決勝 vs.紀州ボーイズ 6-0で勝利)
・2023年 読売杯日本少年野球中日本大会(決勝 vs.岐阜南ボーイズ 12-6で勝利)
その他大会でも活躍。
全国大会での活躍と注目された理由
2023年、4年ぶりに開催された世界少年野球大会にも中日本選抜の一員として出場しています。
全国から選ばれた精鋭の中で、持ち味の投打のバランスを発揮し、決勝では西日本選抜を相手に接戦を制して優勝を飾りました。
この経験により、小野選手は全国的にも「世代屈指の二刀流」として注目される存在となりました。
次の動画は、小野舜友選手が高校入学前の極秘トレーニングの様子を紹介しており、彼の才能や努力の側面を垣間見ることができます。
『横浜スーパー1年生“小野舜友”!! 高校入学直前の極秘トレーニングに密着!!
川上憲伸が異次元ピッチングをさらなる高みへ』

小野舜友の高校での活躍
横浜高校入学後の成績
2024年春、名門・横浜高校に入学した小野舜友選手は、1年春からベンチ入りを果たし、早くもチームの戦力として注目を集めました。
夏の大会でも登板や打席に立ち、1年生ながら投打両面で結果を残しています。
特に秋季大会では、投手として試合を支え、打撃でも流れを変える一打を放つなど、「二刀流」としての存在感を強く示しました。
二刀流としてのプレイスタイル
投手としては、左腕から最速140km台前半のストレートを投げ込み、スライダーやチェンジアップで緩急をつけるのが持ち味です。
制球力も安定しており、四死球が少なく試合を壊さないのが強み。練習試合では二桁奪三振を記録するなど、早くも将来のエース候補と目されています。
1年生ながら強豪校相手にも堂々と投げ切る姿が印象的です。
【得意の球種】
・直球(最速140km前後)
・スライダー
・チェンジアップ
これで打者のタイミングを外すピッチングを得意としています。
一方、打撃では左打席から広角に強い打球を飛ばし、長打力と勝負強さを兼ね備えています。
特にフェンス直撃の二塁打やチャンスでのタイムリーを放つ姿は、観客を大いに沸かせました。
さらに選球眼にも優れ、出塁率の高さで得点機会を広げることもできます。
守備や走塁でも非凡さを発揮し、内野手としての柔らかな守備動作と強肩、そして50m6秒台前半の俊足でチームを支える万能型の選手です。
まさに「横浜高校の二刀流」として、投打走のすべてで将来性を示しており、プロからも大きな注目を浴びています。
注目される理由と魅力
高校野球ファン・スカウトの評価
小野舜友選手は、横浜高校という全国屈指の強豪校で、早くも試合で結果を残す実力を示しています。
小野選手の最大の魅力は、投打で試合を決定づける「二刀流」としてのバランスの高さです。
1年生から名門校で主力として活躍する実力は、プロのスカウトからも将来性を高く評価されています。
どちらの道に進むにしても、将来のドラフト上位候補として早くから注目されています。
強豪校でも際立つメンタルと勝負勘
小野選手のもう一つの魅力は、その強いメンタルと優れた勝負勘です。
名門・横浜高校のような強豪校では、多くのライバルがいる中でレギュラーを掴むだけでも大変ですが、彼は1年生の時からプレッシャーのかかるクリーンナップやマウンドを任されてきました。
小野選手は試合終盤やピンチの場面でも落ち着きを失わず、冷静な判断と積極的なプレーで流れを引き寄せます。
この勝負勘は、中学時代から全国大会や国際大会を経験し、大舞台に慣れていることが背景にあります。
「ここ一番」での集中力と決断力が、彼をただの有望選手ではなく“勝たせられる選手”にしているのです。
ドラフトでの注目度
現時点での評価と予想指名順位
小野舜友選手は、現役高校2年生ながらドラフト候補として、プロ野球界から高い注目を集めています。
1年生の頃から横浜高校の主力として活躍している実績が大きく評価されており、すでに多くのスカウトが彼のプレーを視察しています。
特に左腕投手としての将来性は高く評価されており、最速140km台前半のストレートとキレのある変化球、さらに左打者としての長打力を兼ね備えている点は希少価値が高いと見られています。
現時点での予想指名順位は、彼の今後の活躍次第で大きく変動するものの「高校3年時にこのまま成長すれば上位指名もあり得る」との声もあります。
特に、投打両方で高いレベルにある「二刀流」としての将来性が、球団の評価を高める大きな要因となっています。
来季の活躍次第ではドラフト1位候補に名前が挙がる可能性もあります。
プロ入りに向けた課題と伸びしろ
小野選手がプロ入りを目指す上で、いくつかの課題と大きな伸びしろがあります。
- 課題:投手としては、制球力の安定と球速アップが大きな課題です。
特に強打者相手にストライクゾーンを攻め切れるかが、今後の評価を左右します。
打者としては、変化球への対応力と打撃フォームの再現性を高めることが求められます。 - 伸びしろ:彼の最大の魅力は、まだ体が成長途上であることです。
今後、さらに体格が大きくなれば、投打ともにパフォーマンスの向上が期待できます。
また、メンタル面での強さもプロで活躍するための大きな武器となります。
どちらか一方に専念するのか、それとも「二刀流」を続けるのかといった選択も、今後の評価に影響を与えるでしょう。
しかし、彼の持つ高いポテンシャルと勝負強さは、プロの舞台でも十分に通用する可能性を秘めています。
この「課題はあるが伸びしろも大きい」という点こそ、スカウトが将来性を高く評価する理由のひとつです。
まとめ
横浜高校2年生の小野舜友選手は、投打で高いレベルを誇る「二刀流」として全国的な注目を集める逸材です。
愛知県岡崎市出身で、小学生時代から全国大会や国際大会の舞台を経験し、中学時代には全国優勝も達成。こうした実績と経験が、現在の強いメンタルと勝負勘を支えています。
高校入学後は、名門・横浜高校で1年生から主力として活躍。最速140km台前半の直球と多彩な変化球を操る左腕投手として、また広角に長打を放つ勝負強い打者としてチームをけん引しています。守備や走塁でも安定感があり、総合力の高さは世代屈指です。
プロのスカウトからは「将来のドラフト上位候補」として高い評価を受けており、課題は球速アップや変化球対応力の向上ですが、体格面・技術面ともに伸びしろは十分。来季の成績次第ではドラフト1位候補に浮上する可能性もあります。
「結果を残す二刀流」として、今後の高校野球界を代表する存在になることが期待されます。
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