山梨学院の菰田陽生(こもだ はるき)選手の野球歴や出身中学、兄が野球選手という情報について深掘りしていきます。
最速152キロの豪速球と、恵まれた体格で注目を集める山梨学院の二刀流・菰田陽生(こもだはるき)選手。
投手としても打者としても才能を発揮し、「ポスト大谷」とも称される逸材です。
本記事では、出身中学や兄の存在、球速・球種の特徴、プロスカウトの評価、そして将来の目標まで、菰田選手の魅力を徹底解剖します。
菰田陽生【山梨学院】の野球歴!出身中学や兄は?
甲子園を沸かせる注目の二刀流・菰田陽生選手。
194cm・97kgという圧倒的な体格と最速152km/hの速球を武器に、山梨学院でエースと主軸を担います。

菰田選手は小学時代から全国レベルの活躍を見せ、30校以上から勧誘を受けた逸材。
実は兄も大学野球で活躍する選手で、兄弟そろって高い身体能力を誇ります。
ここでは、菰田選手のプロフィールや出身中学、家族とのつながりまで詳しく紹介します。
菰田陽生の基本プロフィール
菰田陽生(こもだ はるき)選手は、山梨学院高校野球部に所属する2年生。
右投右打で、投手/一塁手と打者の二刀流として活躍しています。
圧倒的な体格とパワーが特徴で、全国でも注目される存在です。
名前 | 菰田 陽生(こもだ はるき) |
出身地 | 千葉県御宿町(おんじゅくまち) |
学年 | 高校2年生(2025年7月時点) |
身長 | 194cm |
体重 | 100kg |
投打 | 右投右打 |
ポジション | 投手・一塁手 |
50メートル走 | 6秒4 |
遠投 | 100メートル |
スパイクサイズ | 特注の31cm |
出生体重 | 4800g(生まれたときから大柄) |
チームメイトやマネージャーからは「優しくて話しやすい、だけどちょっと天然」と親しまれており、圧倒的な体格とのギャップが魅力です。
出身中学はどこ?野球歴も紹介
菰田陽生選手は、千葉県御宿町立御宿中学校出身。
中学卒業時の身長はすでに191cmあり、球速は最速136km/h。
この体格と球速により、全国30校以上の高校から勧誘を受けていたほど、当時から注目選手でした。
菰田選手は小学時代から活躍し、当時所属した九十九里リトルリーグ(硬式野球)で全国優勝を経験しています。
出身小学校 | 千葉県御宿町立御宿小学校 |
小学所属チーム | 九十九里リトルリーグ (全国優勝) |
出身中学校 | 千葉県御宿町立御宿中学校 |
中学所属チーム | 千葉西リトルシニア45期 (ジャイアンツカップ出場) |
中学卒業時身長 | 191cm |
中学校最速球速 | 136km/h |
高校の勧誘校数 | 約30校 |
中学で所属した千葉西リトルシニアでは、日本一を目指す大会「ジャイアンツカップ」にも出場しました。
千葉西リトルシニアは、
- 小笠原道大選手
- 山下斐紹選手
- 村山亮介選手
- 大河原翔選手
を輩出した名門野球チームです。
高校進学時には30校以上から勧誘を受けながら山梨学院を選んだ理由について、密着を受けたYouTube動画の中で「練習風景を見て、『ここが一番いい』と思った」と語っており、環境面も含めて高校選択を慎重に行ったことがわかります。
兄も野球選手?兄弟と野球との関係は?
菰田陽生選手の兄・菰田朝陽(あさひ)選手も、野球で活躍している選手です。
兄は拓大紅陵高校から上武大学に進学し、50メートルを5秒台で走る俊足の外野手。
兄は高校時代に身長175センチ、体重71キロとスリム体型の持ち主。50メートル走5秒65という飛び抜けた快足を武器にする、左投左打の外野手だった。
Web Sportiva【選抜高校野球】「第二の大谷翔平を目指す」怪物は194センチ、98キロ 山梨学院・菰田陽生の挑戦 より
スタイルは対照的ですが、兄弟ともに高い身体能力を武器にしています。
兄の名前 | 菰田朝陽(拓大紅陵→上武大学) |
ポジション | 外野手 |
特徴 | 俊足・50m 5秒65 |
それぞれの得意分野で野球に取り組む、兄弟そろって次世代を担う注目株です。
菰田陽生の最速は150キロ超え!球速と球種を解説
最速152キロを記録し、プロのスカウトからも注目を集めている菰田陽生選手。
中学卒業時は136キロだった球速が、わずか1年で大きく成長しました。
長身から繰り出されるストレートに加え、スライダー・フォーク・ツーシームといった変化球も操る本格派。
ここでは、菰田選手の球速の変化や球種、投球スタイルについて詳しく解説します。
球速はどこまで伸びる?最速記録を調査
菰田陽生選手の球速は、2年生にして最速152km/hを記録しています。
これは、2025年春の選抜高校野球でマークしたもので、「大会最速まであと1キロ」とメディアにも注目されました。
中学卒業時の最速は136km/hだったため、わずか1年で16km/hアップという驚異的な成長を遂げたことになります。
球速の変化を時系列で見ると
時期 | 最速球速 |
---|---|
中学卒業時 | 136km/h |
高1秋頃 | 約146km/h(自己最速) |
高2春(センバツ大会) | 152km/h(公式記録) |
菰田選手は「高校3年の夏に160km/hを出したい」と公言しており、今後さらに球速が伸びる可能性は大いにあります。
2025年の冬にはチームのトレーニングに加えて、部長と二人でのジム通いも続け、着実に力をつけてきました。
得意球種と投球スタイルは?
菰田選手の投球スタイルは、ただの速球派ではありません。
194cmの長身から角度のある直球を投げ下ろし、速さと質で勝負できる投手です。
関東大会ではリリーフ登板で11者連続奪三振を記録しており、三振を奪える力も兼ね備えています。
球種は以下の通りです:
- ストレート(最速152km/h)
- スライダー
- フォーク
- ツーシーム
変化球も交えて打者を翻弄することができ、完成度はましつつあります。
ただ、本人はピッチングについて、
変化球が課題です。真っすぐは球速が上がってきたんですけど、それに対する変化球も大事なので、その部分を磨いていきたいです。
毎日新聞(2025/3/24)山梨学院・菰田が152キロ記録 「高3夏に160キロを」センバツ より
と変化球をより磨きたいと語っており、今後に期待したいところです。
また、「リリースは高く、ボールに力が伝わるように」とフォームにも工夫を重ねており、下半身の使い方や身体の連動性にもこだわりを持っています。
球速・球種ともにまだまだ伸びしろがあり、今後の進化が楽しみな投手です。
菰田陽生のドラフト候補としての評価は?スカウト注目のポイント
菰田陽生選手は、2026年ドラフトの超目玉候補として早くからプロのスカウトの注目を集めています。
2年春の時点で最速152km/hを記録し、打っても3番打者として打点を挙げるなど、まさに大谷翔平選手を思わせる「二刀流」の逸材です。
特に注目されているのが、194cmの長身を生かした角度のある直球と、フォームの柔らかさ、そして球質の良さ。
あるスカウトはこう語っています。
「菰田は長身を生かした投球の角度と直球の質がいい」
日刊ゲンダイ 横浜・織田翔希、山梨学院・菰田陽生はどっちがすごい?来秋ドラ1候補の両右腕が関東大会で躍進中 より
さらに別の球団スカウトは、菰田選手の将来性にこう言及しています。
「菰田は現在3イニング前後という回数制限の中で投げているので、スタミナ面などが未知数。その分、伸びしろが大きい。縛りが解禁された時、とんでもない怪物になる可能性を秘めています」
日刊ゲンダイ 横浜・織田翔希、山梨学院・菰田陽生はどっちがすごい?来秋ドラ1候補の両右腕が関東大会で躍進中 より
このように、現時点でも素材としての完成度は非常に高く、それ以上に「将来的にどこまで化けるのか」への期待が大きいのが特徴です。
変化球もスライダー、フォーク、ツーシームとバリエーションがあり、直球と組み合わせることでプロレベルの打者も手こずるであろう投球が可能です。
また、打者としても一発長打の魅力があり、甲子園でのホームランを目標にしていることから、プロでも打撃面の評価が高まる可能性があります。
考察①:高卒即プロ入りは現実的か?
現在は投球回数が制限されているため、長いイニングでの持久力や試合運びの経験値は未知数です。
ただし、2年春の段階でこれだけの素材と実績を残していることを考えると、高校3年時には即戦力として指名される可能性が高いといえます。
現時点では「投げさせていない」のではなく「投げる必要がない」レベルの実力とも言えるでしょう。
考察②:二刀流としての起用はあり得るか?
現実的にはプロ入り後は投手としての育成がメインになると予想されますが、打者としての能力も高く、将来的に「投手メイン+代打やDHでの起用」など、大谷型に近い二刀流が実現する可能性もゼロではありません。
スカウトの目は、そのポテンシャルを確実に見抜いています。
将来の目標や憧れの選手は?プロ入り後の夢も調査
菰田陽生選手の将来の進路については、「プロ野球に入りたい」といった明言は現時点で確認されていません。
高校卒業後にどの道へ進むのかも、本人の口からはまだはっきりと語られていないのが実情です。
ただし、これまでの発言や取り組みからは、野球に対する強い思いが伝わってきます。

菰田選手はいろんなインタビューで「甲子園は憧れの場所だった」と話していて、実際にその舞台で最速152キロを記録、夢の舞台で結果を出してきました。
また、「高校3年の夏には160km/hを出したい」「甲子園でホームランを打ちたい」という目標を掲げており、プロレベルに向けた具体的な数字を意識していることから、少なくともその可能性を見据えたトレーニングを積んでいることがわかります。
一方で、兄の菰田朝陽選手は高校卒業後に大学(上武大)へ進学し、大学野球でプレーを続けています。
このことから、菰田陽生選手も将来的に大学進学という選択肢も視野に入れている可能性は十分にあります。
将来の進路について、
- プロ志望届を提出し、高卒でのプロ入り
- 大学進学後、さらに実力を高めてプロを目指す
を選択肢として持っていると考えてよさそうです。
いずれにしても、「ポスト大谷」とも称される素材を持った選手であることは間違いなく、今後の進路表明や本人の発言に注目が集まります。
今は「成長中の高校生」として、日々の練習とチームでの役割を大切にしている印象ですね。
まとめ
菰田陽生(こもだはるき)選手は、山梨学院の中心選手として投打で活躍する、全国屈指の注目選手です。
これまでの情報を振り返ると、そのスケールの大きさと将来性が際立っています。
- 身長194cm・体重97kgの恵まれた体格
- 中学卒業時に30校以上から勧誘を受けた逸材
- 最速152km/hの直球と多彩な変化球(スライダー・フォーク・ツーシーム)
- 投手と打者を兼ねる二刀流としての高い実力
- スカウトからは「角度のある直球」「伸びしろが大きい」と高評価
- プロ志望は未表明だが、大学進学の可能性も視野にあるか?
現時点でも完成度は高く、今後さらに成長すれば「ポスト大谷」として名を馳せる存在になるかもしれません。
今後の活躍と進路の発表に注目です!
\夏の甲子園がもっと楽しくなる/
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