智弁和歌山エース・渡辺颯人とは?小中時代の経歴と注目の球速、投球スタイルを紹介!

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智弁和歌山エース・渡邉颯人とは?小中時代の経歴と注目の球速、投球スタイルを紹介! 甲子園

甲子園での熱投が話題となっている「智辯和歌山高等学校(通称:智弁和歌山)」のエース・渡邉颯人(わたなべはやと)選手。

最速145km/hのストレートと安定感ある投球で、全国から注目を集めています。

渡辺颯人選手は実は小中学生時代から全国大会やU-15日本代表として活躍しており、その経験が今の実力に直結しているのです。本記事では、渡辺選手のプロフィールから甲子園での戦績、投球スタイルや将来の展望まで、詳しくご紹介します。

この記事を読んでわかること:

  • 渡邉颯人選手の基本プロフィールと小中時代の野球経歴
  • 智弁和歌山でのポジション転向からエースになるまでの軌跡
  • 甲子園での登板内容と印象的な試合の振り返り
  • 投球スタイルや変化球、メンタル面の強さについて
  • プロを目指す理由と、将来性への注目ポイント

渡邉颯人とは?プロフィールと小中学校時代の活躍

智弁和歌山のエースとして注目される渡邉颯人(わたなべ はやと)選手は、小学生時代から全国大会を経験し、中学ではU-15日本代表にも選出された将来有望な右腕です。最速145km/hのストレートを武器に、安定感のある投球でチームを支えています。

ここでは、そんな渡邉選手のプロフィールや小中時代の活躍について、詳しくご紹介します。

基本プロフィールと特徴

  • 名前:渡邉 颯人(わたなべ はやと)
  • 生年月日:2007年6月23日
  • 出身地:神奈川県横浜市
  • 身長・体重:180cm/90kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:投手(内野手から転向)
  • 現在の所属:智弁和歌山高校(3年)
  • 憧れの選手:前田大和選手
  • 好きな球団:横浜DeNAベイスターズ
  • 将来の夢:プロ野球選手

重心の低いフォームから繰り出される直球と多彩な変化球で、打者を打ち取るスタイルが持ち味です。

小学校時代:永田台少年野球部で全国大会出場

渡邉選手が野球を始めたのは7歳のとき。プロ野球観戦をきっかけに、永田台少年野球部に入団しました。所属していた横浜市立六つ川小学校では、学業と両立しながら野球に打ち込みます。

小学5年生時には「高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会(マクドナルド・トーナメント)」に出場し、全国の舞台を経験。小学生時代は水泳にも取り組んでおり、基礎体力やバランス感覚を磨いていました。

中学校時代:世田谷西リトルシニアで日本一&U-15代表に

中学では世田谷西リトルシニアに所属。

横浜市立南中学校に通いながら、ハイレベルな練習に日々取り組みました。ポジションは二塁手でした。

全国大会の主な成績は以下のとおりです:

  • 中1:リトルシニア日本選手権大会 出場(1回戦)
  • 中2:全国選抜野球大会 出場(2回戦)
  • 中3
  • 全国選抜野球大会【優勝】
  • 日本選手権大会【ベスト4】
  • ジャイアンツカップ【2回戦】

中学3年生時には、日本代表「侍ジャパンU-15」に選出

「第5回 WBSC U-15ワールドカップ(2022年)」に出場。

この時は内野手と投手の二刀流でした。

パナマとの開幕戦では先発を任され、4回2安打無失点の快投を見せました。

試合後、「初回は緊張したけれど、2回以降は自分の投球ができた」と振り返っており、国際舞台でも冷静にプレーするメンタルの強さが光りました。(出典:日本代表侍ジャパンサイト

宮口龍斗も日本代表「侍ジャパンU-15」に選出されていた!

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渡邉颯人|智弁和歌山での成長とエースまでの道のり

渡邉颯人選手は、2023年春に智弁和歌山高校へ進学。高い守備力を買われていました。

入学当初は内野手として背番号14でベンチ入りし、秋には2番・セカンドとしても活躍しましたが、1年冬に投手へ転向。

その後、主戦投手としてエースナンバー「1」を背負います。

1年生:内野手から投手へ転向

高校1年秋には2番セカンドでスタメン出場するほど内野手としても起用されていましたが、冬に投手転向。投手への期待が高まり始めた時期です。

この時期から筋トレを始め体重は13キログラム増やし、2年生になるとエースの座を獲得。

2年生:和歌山県大会と甲子園での初登板

2024年夏の和歌山県大会では、4試合・24.2回・自責点0という圧倒的な投球で、智弁和歌山を県優勝へ導きました。

甲子園本大会では初戦・霞ヶ浦戦に2番手として登板し、6回を投げて被安打4・奪三振3・2失点(自責0)と好救援を披露したものの、延長タイブレークで惜敗しました。

また、秋の近畿大会では、全7試合先発・計43.2回・防御率0.82・43回連続自責点0・26回連続無失点という驚異的な数字を記録し、チームは準優勝を果たしています。

3渡邉颯人年生:145km/hを記録し、選抜準優勝に貢献

2025年春の選抜高校野球大会では、全5試合に先発登板し、計31.2回・3勝1敗・防御率1.14

智弁和歌山を7年ぶりの準優勝に導きました。

初戦・千葉黎明戦では、被安打4・四球1・奪三振5・90球完封という内容で快勝し、最速145km/hをマークしています。

出典:(高校野球ドットコム, 高校野球ドットコム)

渡邉颯人|甲子園で見せた圧巻の投球と戦績

渡邉颯人選手は、甲子園の全国大会で連続登板したエースとして、夏の2024年大会でのリリーフ投球と、2025年春の選抜大会での完投力を披露しました

ここでは特に印象的な3つの局面をコンパクトに紹介します。

夏の甲子園2024年|延長タイブレークの惜敗と好リリーフ

  • 霞ヶ浦戦(2024年夏)で2番手としてマウンドへ。0–3のビハインドから登板し、6回を投げ4安打・3奪三振・2失点(自責0)と堂々の救援登板。ただし、延長タイブレークで決勝点を許し4–5で惜敗。
  • 当時の試合を振り返り、本人は「悔しくて寝られなかった」と語り、敗戦を糧に成長を誓いました。出典:『高校野球ドットコム

選抜2025年|5試合全て先発、千葉黎明戦で初完封

  • 第97回選抜高等学校野球大会(2025年春)では、5試合全て先発し、計31.2回/3勝1敗/防御率1.14でチームを準優勝に導きました。
  • 初戦の千葉黎明高校戦では被安打4・四球1・奪三振5・90球で自身初の完封勝利(マダックス)。本人は「狙ったコースをずれることなく攻める投球が持ち味」と語っています。

出典: (朝日新聞, 高校野球ミュージアム)、ドラフト・レポート (draft-repo.com)

横浜高校との決勝戦|全国決勝で見せた激戦の投球内容

  • 準優勝をかけた選抜決勝・横浜高校戦では先発登板。6回途中まで無失点ペースでしたが、強打の横浜打線に捕まり、6回2/3で被安打11・9失点と苦戦し、試合は4–11で敗退
  • 非常にハイレベルな試合であったものの、全国大会の決勝で先発を任される信頼には、エースとして確固たる実績があったことを示しています。 (高校野球ミュージアム)

渡邉颯人のプレースタイルと投手としての魅力

知れば知るほど引き込まれる、渡邉颯人選手の投手としての魅力。直球の力強さと変化球の多彩さはもちろん、安定した制球力と精神力、さらに守備や打撃でも貢献する万能型としての評価が高まっています。

ストレート・変化球の球種と球速レンジ

  • 最速145km/hの直球が最大の武器で、常時130km/h後半~140km/h台を維持。安定感あるパワー型右腕です(draft-repo.com)。

主要変化球は以下の通り:

  • カーブ(約90〜100km/h)
  • スライダー(120km/h前後)
  • チェンジアップ(110km/h台)
  • キックチェンジ(チェンジアップより少し速く120〜130km/h)(HB Nippon, 朝日新聞)

特に「キックチェンジ」はセンバツで新たに導入された武器として注目され、どの場面でも使える変化球として評価されています。

フォーム・コントロール・メンタル面の特徴

  • フォームはセットポジションから低重心でアウトステップし、深い肘使いから力強く腕を振るタイプ。バランスに優れた投球フォームです。
  • 制球力も安定しており、甲子園通算6試合37.2回で四死球率2.15とボール先行が少ない精度の高い制球を誇ります(draft-repo.com)。
  • メンタル面では、開幕戦のパナマ戦でも「焦りなく、打たせて取る」と冷静な投球観を見せたように、試合の緊張感にも強く対応できます。

守備力や打撃面でも貢献する万能型

  • 守備力にも定評があり、投球後のフィールディングや牽制も安定して行えるため、守備職人としても高く評価されています。
  • 高校1年時には内野手(セカンド)としてベンチ入りとスタメン起用経験があり、打撃面でも最低限の貢献力を備えています。選手としての総合的な野球センスが光ります。

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智弁和歌山渡邉颯人のこれからに注目!将来の夢と期待

智弁和歌山のエースとして全国でも名前が知られる渡邉颯人選手。プロ野球を目指す理由と、今注目されている将来性について見ていきましょう。

プロ野球選手を目指す理由と憧れの存在

渡邉選手が野球を始めたのは7歳のとき、プロ野球観戦に感銘を受けたことがきっかけです。その経験が現在の夢である「プロ野球選手になること」につながっています。

また、憧れの選手に前田大和選手を挙げています。

渡邉颯人選手は、前田選手のような堅実で勝負強い守備と野球人としての誠実さを尊敬しており、投手としてだけでなく野球選手全体の資質を高める目標にしています。

前田大和選手とは?渡邊颯人選手が憧れる“しぶとい守備職人”

前田大和選手は、阪神タイガースから横浜DeNAベイスターズに移籍し、遊撃手→外野手として活躍した“守備の名手”です。高校は鹿児島・樟南高校で甲子園出場経験があり、2005年ドラフト4巡目でプロ入りしました(生年月日 1987年11月5日、身長177cm/体重77kg)

プロでは正遊撃手としても起用され、堅実な守備と安定した打撃でチームに貢献。特に「ゴールデングラブ賞」を複数回受賞するなど、守備力に定評があります

中学時代には内野手だった渡邉選手。高い守備力に憧れたのでしょう。

将来的に活躍が期待されるポイントとは?

  • 体格と資質の伸びしろ:智弁和歌山入学時から180cm・88~90kgの恵まれた体格で、今後さらに球速や制球力が伸びると注目されています。
  • 圧倒的な安定感と育成ポテンシャル:甲子園通算などでも見られるように、安定したテンポと投球術が評価されており、「磨けば光る原石」とも言われています。
  • 評価される将来性:公式戦や国際大会での実績をもとに、プロ球団のスカウトたちからは将来のエース候補として高い期待が寄せられています。
  • 多才な能力:投球だけでなく、フィールディングや打撃面でも貢献できる万能型として評価されており、投手でありながら総合力の高い野球選手としてプロでも適応できる可能性があると見られています。

智弁和歌山エース・渡邉颯人。小中時代の経歴と注目の球速、投球スタイルを紹介!まとめ

智弁和歌山のエース・渡邉颯人選手は、小中時代から全国大会やU-15日本代表で実績を積み、高校では投手に転向してから急成長を遂げました。

最速145km/hの直球と多彩な変化球、安定した制球力で甲子園でも存在感を発揮。

2025年春の選抜では準優勝に大きく貢献し、プロからも注目を集めています。

守備や打撃面でも高いセンスを持ち、将来性抜群の万能型右腕として今後の進路が期待されます。今後の動向から目が離せません。

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