赤沢幸典 wikiプロフと戦績!ブレイキングダウン制裁マッチとは?

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赤沢幸典 wikiプロフと戦績!ブレイキングダウン制裁マッチとは? ブレイキングダウン
赤沢幸典 wikiプロフと戦績!ブレイキングダウン制裁マッチとは?

BreakingDown16で発表された「赤沢幸典 vs 把瑠都」の対戦カードに、意外性を感じた方も多いのではないでしょうか。

元大関という肩書を持つ把瑠都選手と、過去にドーピングを告白した赤沢選手による一戦は、“制裁マッチ”とまで呼ばれて、注目を集めています。

この記事では、赤沢選手のプロフィールや戦績、そして話題となった試合の背景についてまとめています。

赤沢幸典とは何者か?プロフィールまとめ

BreakingDown16で注目された赤沢幸典選手。

この記事ではまず、赤沢選手のプロフィールや格闘歴を整理しながら、その背景にあるストーリーを見ていきます。

赤沢幸典/生年月日・出身地・身長・体重・格闘歴

赤沢幸典選手は、1992年1月30日生まれの33歳、北海道出身
身長183cm・体重120kgと、ヘビー級の中でも重厚なフィジカルを持っています。

格闘家としての活動は2012年頃から本格化し、現在は自身のジム「トライスタージム日本館」を運営。MMA(総合格闘技)を中心に、日本や海外の舞台で実績を積み重ねてきました。

赤沢幸典プロフィール

名 前:赤沢幸典(あかざわ ゆきのり)
生年月日:1992年1月30日(2025年6月現在 33歳)
出身地:北海道
血液型:不明
身 長:183cm
体 重:120kg
格闘歴:2012年~
階 級:ヘビー級
所 属:Tristar Gym日本館

【SNS】
X(旧Twitter)⇒ https://x.com/akazawa130
Instagram ⇒ https://www.instagram.com/yukinoriakazawa/?locale=ja_JP

海外での武者修行とドーピング使用の告白

特に印象的なのは、赤沢選手が約10年間、カナダ・モントリオールの名門「TRISTAR GYM」で修行を重ねていたこと。

このジムはUFCレジェンド、ジョルジュ・サンピエール選手が所属していたことで知られ、赤沢選手も柔術の茶帯を取得するなど、技術と経験を蓄えてきました。

そんな赤沢選手が2024年、自身のX(旧Twitter)でこう投稿しています。

「海外に10年いて、まわりの格闘家はサプリメント感覚でドーピングをしていました。罪の意識が薄れてしまい、僕も使用してしまいました」
引用元:赤沢幸典選手のX投稿より

自らの過去を告白するその姿勢は、多くの反響を呼びました。

なぜBreakingDownに参戦したのか?

帰国後、しばらく表舞台から遠ざかっていた赤沢選手ですが、BreakingDown16での復帰が発表されます。

しかも対戦相手は、元大関でRIZIN参戦経験もある把瑠都選手。極端な体格差もあり、「制裁マッチ」という呼び方が広がりました。

この参戦には、「過去と向き合うため」「格闘家として何かを証明したい」という意思が込められていたとも言われています。

戦績と注目試合のハイライト

赤沢選手の戦績は、単に勝ち負けだけでは語れないものがあります。

ここでは、代表的な試合とともに、彼のスタイルについても簡単に見ていきます。

代表的な試合とパフォーマンス

現在のプロ戦績は6勝6敗1NC(無効試合)

うち5勝がKO・TKOによるもので、フィニッシュ率は約83%

以下の試合がとくに注目されています。

  • 2024年5月26日/DEEP(復帰戦で見せた圧倒的なKO勝利)
    対 Adthapong Saengtep戦 → 1R 1分31秒 KO(パンチ)
  • 2023年11月23日/DEEP(フィニッシュ率の高さを示す一戦)
    対 Harry Grech戦 → 2R 2分39秒 TKO(パンチ)
  • 2023年7月23日/DEEP(得意の肘打ちで試合を決めた快勝)
    対 Chota Sakai戦 → 1R 2分00秒 TKO(肘打ち)

いずれも試合序盤で一気に勝負を決めにいく姿勢が印象的です。

スタイルの特徴:テクニカル型 or フィジカル型?

赤沢選手は「ヘビー級=パワー系」のイメージとは異なり、ややテクニカル寄りのスタイルといえるかもしれません。

距離感やタイミング、打撃の正確さに重点を置いていて、柔術の技術も武器のひとつです。

ただし、相手や展開によっては“ぶつかる”ような戦い方も見せるため、技術とフィジカルの両面を使い分けるタイプとも言えそうです。

「勝敗」だけではない戦い

格闘技の試合は、勝つか負けるかだけではなく、「その人がどう戦うか」に注目が集まることもあります。

特に、告発騒動を経てからの再起戦は、「勝ちたい理由」が明確に見えることから、ファンの視線が自然と集まりやすい状態にあるように思います。

ドーピング疑惑の経緯と“内部告発”の真意

赤沢幸典選手が注目を集めるきっかけとなったのが、2024年夏に起きたドーピング告発騒動です。

この件は、格闘技界にとっても非常にセンシティブな話題であり、赤沢選手自身のキャリアにも大きな影響を与えることになりました。

平本蓮選手との関係と録音公開

発端は、赤沢選手が自身のX(旧Twitter)で、平本蓮選手から「ドーピングの方法を教えてほしい」と相談を受けたと明かしたことでした。

さらにそのやり取りを録音していた音声データを公開し、格闘技ファンの間で大きな波紋を呼びました。

「平本とスピーカーで話していたのは僕、赤沢です。」
引用元:赤沢幸典選手のX投稿より

この音声には、ドーピング薬の具体的な名称や使用方法、検査をすり抜ける手段などが含まれており、内容の生々しさからも信憑性が高いと受け止められました。

自身のドーピング告白と「過去の精算」への覚悟

赤沢選手はこの告発と同時に、自身も過去にドーピングをしていたことを認めています

カナダでの修行時代、周囲の選手たちが“サプリメント感覚”で使用していた影響で、罪の意識が薄れていたと語っています。

「正直に申し上げると、僕もドーピングをしていた情けない過去があります。」
引用元:赤沢幸典選手のX投稿より

この告白は、単なる暴露ではなく、自分自身の過去と向き合う行為でもあったようです。

「格闘技界のために真実を明かすべきだ」との思いから、音声や証拠画像まで公開した姿勢には、賛否両論が寄せられました。

ファン・格闘家たちの反応と波紋

この一連の行動に対して、ファンや関係者の反応はさまざまでした。

  • 「勇気ある行動だ」と称賛する声
  • 「なぜ今なのか?」「自分もやっていたのに?」と疑問を呈する声
  • 平本選手側からは「事実無根」とする反論もあり、真偽をめぐる議論が続いています

格闘技界における“内部告発”という前例の少ない行動だったこともあり、赤沢選手の立場は非常に複雑なものとなりました。

なぜ「制裁マッチ」と言われたのか?

BreakingDown16で組まれた「赤沢幸典 vs 把瑠都」のカードは、発表直後から“制裁マッチ”という言葉とともに話題になりました。

では、なぜこの試合がそう呼ばれるようになったのでしょうか。

朝倉未来の発言とマッチメイクの意図

この試合の背景には、赤沢選手によるドーピング告発騒動があります。

赤沢選手は、平本蓮選手のドーピング疑惑を告発し、自身の過去の使用も認めたうえで、音声や証拠画像を公開しました。

その後、BreakingDownでの復帰が決まった赤沢選手に対し、朝倉未来さんは自身のYouTubeで次のように語っています。

「張本人の方は普通にバンバン試合に出るわけじゃん、全然何もなくやろうとしている中で、勇気を出した方がこのままチャンスを得られないのはおかしな話」「ドーピングしてようがしてまいが関係ないぐらいデカいやつを当てよう」
引用元:朝倉未来YouTube

この発言からもわかるように、赤沢選手の“過去”や“告発”を踏まえたうえで、極端な体格差のある相手=把瑠都選手をぶつけるという意図があったことがうかがえます。

「打ってきてください」の意味と試合の構図

さらに朝倉さんは、把瑠都選手についてこうも語っています。

身長198センチ、体重170キロですよ、関係ない、打ってきてください。打ってこないと危ないです」
引用元:朝倉未来YouTube

この「打ってきてください」という言葉は、赤沢選手が受け身でいると危険すぎるという意味を含んだ“ブラックジョーク”として話題になりました。

握手しただけで手が壊れそうだったというエピソードもあり、把瑠都選手のフィジカルの凄まじさが伝わってきます。

巨漢・把瑠都選手との対戦が象徴するものは?

把瑠都選手は、元大関という相撲界の実績に加え、RIZINでも3勝1敗という戦績を持つ実力者です。

その体格と経験を考えると、赤沢選手にとっては“格闘技人生をかけた試練”とも言える相手です。

このマッチアップは、単なる罰や制裁ではなく、赤沢選手が過去と向き合い、再出発するための“覚悟の試合”として、多くの注目を集めています。

赤沢選手は罰せられているのか、それとも試されているのか?

BreakingDown16で組まれた「制裁マッチ」は、一見すると赤沢選手に対する“罰”のようにも見えます。

ですが、実際には“ペナルティ”というよりも、赤沢選手の「再出発に必要な試練」という側面が色濃く感じられます。

朝倉未来さんも、赤沢選手について次のように語っています。

「一応黙ってられることもできた中で、勇気を持って告発してくれたことは評価するべきだと思っている」
引用元:朝倉未来YouTube

この発言からも、BreakingDownという舞台は、単なる勝敗やパフォーマンスだけでなく、過去を背負った人が「もう一度戦いたい」と思える場所であることが伝わってきます。

把瑠都選手との試合は、圧倒的なフィジカル差を含んだ“厳しすぎる試練”に見えるかもしれません。

しかし、この一戦を通じて問われているのは、技術や強さだけではない“覚悟”そのものなのではないでしょうか。

まとめ:制裁マッチの本質とは?

BreakingDown16で実現した「赤沢幸典 vs 把瑠都」の一戦は、ドーピング騒動の延長線にある対戦カードでありながら、単なる制裁とは異なる意味合いを持っています。

赤沢選手は、過去の行為を隠すのではなく、正面から告白し、さらに他者の不正にも声を上げました。

その行動には賛否がありましたが、少なくとも“自分の過去と向き合おうとしている選手”であることは確かです。

その赤沢選手が、元大関・把瑠都という桁違いの相手とどう向き合うのか。

この試合には、赦し、再出発、そして強さの意味を問い直すような人間ドラマが詰まっているように思います。

BreakingDownという舞台が、格闘技という枠を超えた場所であることを感じさせる試合かもしれません。

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