江藤蓮投手は、未来富山高校のエースとして、そのずば抜けた才能と高い志で高校野球界の注目を集める左腕です。
恵まれた体格から繰り出される力強い投球は、多くのスカウトを惹きつけています。
江藤蓮投手の出身中学や千曲ボーイズ(所属チーム)での成績をまとめました。
単なる剛速球投手ではなく、多彩な変化球と冷静なマウンドさばきを兼ね備え、チームを初の県大会優勝に導くなど、未来富山高校の歴史に名を刻む活躍を見せています。
甲子園でどんな投球をするか、楽しみです!
江藤蓮の出身中学
江藤蓮の千曲ボーイズでの成績
プロフィールや球歴
江藤蓮の出身中学は?

プロ野球のスカウトからも注目されている、江藤蓮投手の出身中学や所属チームを紹介します。
出身中学はどこ?
江藤蓮選手の出身中学は、長野県須坂市立常盤中学校です。
長野県須坂市立常盤中学校は、長野県須坂市に位置し、自然豊かな環境に囲まれています。
近くには鎌田山があり、四季折々の自然を感じることができます。
運動部や文化部が充実しており、特に運動部はバスケットボール、バレーボール、サッカー、陸上競技、剣道など多岐にわたります。
千曲ボーイズでの成績は?
須坂市立高甫小学校で硬式野球を始めた、江藤投手。
中学時代には硬式野球チーム「千曲ボーイズ」に所属していました。
千曲ボーイズは、長野県にある中学生の硬式野球チームで、2010年に設立。
千曲市近郊の中学校に在学中の子供たちを対象に活動しています。
野球だけでなく、文武両道を掲げており、選手の学業向上にも配慮。
学習塾も運営しており、選手が学業とスポーツを両立できる環境を提供しています。
江藤蓮投手は「千曲ボーイズ」で、いくつかの全国大会に出場。
具体的な成績は以下の通りです。
- 中学2年生:
- ボーイズ春季全国大会2021年(1回戦敗退)
- ボーイズ選手権大会2021年(1回戦敗退)
- 中学3年生:
- ボーイズ春季全国大会2022年(2回戦進出)
これらの大会での経験を通じて、江藤選手は成長し、後に高校での活躍へとつながりました。

投手と外野手を務め中軸も打っていたんだね!
未来富山へ進学
高校は通信制の未来富山高校へ進学します。

江藤蓮投手が未来富山高校に進学した理由は、主に野球に専念できる環境を求めたからです。彼は、強豪校からの誘いがなかった中学時代に、プロ野球選手になるという夢を諦めず、野球に集中できる環境を探していました。
未来富山高校は通信制の教育機関であり、全校生徒が野球部員。
午前中は学習を行い、午後は野球に専念するという独自のカリキュラムが組まれています。
このため、選手たちは多くの時間を野球に費やすことができ、技術向上に集中できます。
未来富山での球歴は?
◯1年生: 春からベンチ入りし、夏の富山大会では全試合スタメン出場。
初戦でリリーフとして公式戦初登板を果たしました。
1年生秋: エースの座を任され、チームを牽引しました。
◯2年生の成績:
2年夏の富山大会: チームを創部以来初のベスト4に導く活躍を見せました。
新川高校相手に5安打10奪三振で完封、新湊高校相手には8奪三振で完投勝利を収めました。
◯3年生の成績:
U-18日本代表候補合宿: 合宿での紅白戦では、甲子園出場経験のある強打者相手に6打者連続パーフェクトピッチングを披露し、全国的に注目を集めました。
2025年春季大会: 先発ピッチャーとして活躍し、準決勝では1失点完投を達成。
全国高校野球選手権富山大会: 決勝で高岡商業に勝利し、春夏通じて初の甲子園出場を決めました。
この試合では、江藤選手自身もホームランを放つなど、投打にわたる活躍を見せました。
江藤蓮の特徴は?
【#高校野球】 富山大会3回戦、未来富山―高岡第一。写真は通信制の未来富山でエースを担う最速145㌔左腕・江藤蓮投手の投球フォームです。球威は今年の高校生左腕の中で上位に入りそう。さらに制球も安定。難敵相手から7回13奪三振をマークしました。 pic.twitter.com/hbywGEOeUz
— 河合 洋介..アマ野球担当・西日本/スポニチ記者 (@sponichi_kawai) July 19, 2025
江藤投手の最大の武器は、最速145キロを誇る直球です。
左腕から放たれるストレートは、打者の手元でさらに伸びるような質を持ち、空振りを奪うだけでなく、詰まらせることもできます。
これに加えて、彼は打者のタイミングを外す多彩な変化球を操ります。
- キレのあるスライダーとカットボール: 特に左打者には食い込むように、右打者には外へ逃げていくスライダーは有効な決め球となります。カットボールも持ち合わせており、打者のバットの芯を外す役割を果たします。
- 効果的なチェンジアップとフォーク: 緩急を使うチェンジアップは、直球とのコンビネーションで打者を幻惑します。また、落差のあるフォークも駆使することで、三振を奪う能力をさらに高めています。
これらの球種を左右に投げ分け、打者の読みを外しながら打ち取っていく投球術は、高校生離れしていると言えるでしょう。
江藤蓮のドラフト評価は?
江藤蓮投手のドラフト評価やプロ入りの課題をまとめました。
ドラフト評価は?
U-18日本代表候補にも選ばれるなど、全国的な注目度も高い選手です。
NPBのスカウト陣からは、その流れるような投球フォームや高い制球力が高く評価されており、即戦力として期待する声も聞かれます。

中日ドラゴンズのスカウトは「ボールの質がいい。馬力もある」とコメントしているよ!
プロ入りへの課題
江藤投手も、「支配下で指名されるには、マウンド上での振る舞いや、もっと球の精度を高めないといけない」と自身の課題を冷静に分析しており、現状に満足せず、さらなる成長を追求する高い向上心を持っています。
これは、江藤投手がプロの世界で長く活躍するための重要な資質と言えるでしょう。

課題をもって、成長に繋げているね
江藤蓮のプロフィール
【高校野球】未来富山の145キロ左腕、江藤蓮が7回圧巻の13奪三振…プロ7球団が視察#高校野球
— スポーツ報知 (@SportsHochi) July 19, 2025
記事はこちら▼https://t.co/kzrk4a2ItJ
名前:江藤 蓮(えとう れん)
生年月日:2007年5月19日
年齢:18歳(2025年7月現在)
出身地:長野県須坂市
身長:180cm
体重:83kg
投打:左投げ左打ち
所属:未来富山高校(3年生)
ポジション:投手
江藤投手は、高校2年生時には富山大会での好投が評価され、U-18日本代表候補にも選ばれました。
投手としての能力だけでなく、打撃でも活躍しており、重要な場面での安打や打点を稼ぐことができる選手です。
まとめ
江藤蓮投手は、エースで4番打者として未来富山を富山大会初優勝に導きました。
出身中学は、須坂市立常盤中学校。
千曲ボーイズに所属し、全国大会に出場しています。
甲子園次第では、高卒からプロ入りも見えてくる投手。
甲子園での投球が楽しみです!