芹澤大地（せりざわ だいち）選手は、愛知県春日井市出身の高校野球選手で、現在は愛知県立高蔵寺高校に在籍しています。
芹澤投手は、高校に進学後、急速に成長し最速150キロのストレートを記録するなど、プロ注目の投手です。
芹澤投手は、メジャーリーグのスカウトからも注目の投手です！
そんな、芹澤投手の出身中学を紹介します。
中学当時の野球部の成績や身長・プロフィールもまとめました。
・芹澤大地の出身中学校・成績
・芹澤大地の身長・体重などプロフィール
・芹澤大地の特徴・球種
芹澤大地の出身中学はどこ？
芹澤大地投手の出身中学は、愛知県にある春日井市立高蔵寺（こうぞうじ）中学校です。
高蔵寺中学校：
1947年に創立され、当初は「高蔵寺町立高蔵寺中学校」としてスタート。
1958年に春日井市に編入された際に現在の名称に改称されました。
校訓として「自学自習にはげみ、自己の向上に努力しよう」「心身を鍛え、健康な生活を心がけよう」「自由と規律を尊び、友愛の心を育てよう」を掲げています。
これにより、生徒の自主性や健康、友愛の精神を重視した教育が行われています。
高蔵寺中学校は、男女共学の学校であり、幅広い生徒が在籍しています。
中学時代の成績は？
芹澤投手は中学校の部活に入部して、軟式野球でプレー。
ポジションは、投手でした。
中学時代には全国大会はおろか、県大会への出場はなく、特に目立った成績を残すことはありません。
芹澤投手は「無名の存在」とされており、高校から直接勧誘を受けることもありませんでした。
当時は、勝利というよりは楽しんでプレーをしていたのだと思います。
普通の部活の野球部だったんだね
軟式野球でプレーした理由は？
芹澤投手の中学時代は、まだ体も大きくありませんでした。
また、成長期ということもあり、肘や肩の故障を恐れて硬式より軟式野球を選ぶ選手も増えて来ています。
中学時代に軟式野球をやって、プロ野球に入った選手は、
・吉田輝星
・奥川恭伸
・千賀滉大
・菅野智之
・森下暢仁
など、多くいます。
軟式野球では、軽いボールを扱うため、選手は自然と正しいフォームや技術を身につけることができます。
これにより、硬式野球に転向した際にも、基本的な技術がしっかりしているため、スムーズに適応できることが多いと考えられます。
芹澤 大地のプロフィール
ドラフト目玉候補に”公立の星”愛知・高蔵寺高2年の芹沢大地 世代屈指の左腕に中日スカウトも高評価：中日スポーツ・東京中日スポーツ https://t.co/fA2fe42mhw
— のもとけ (@gnomotoke) December 26, 2024
高蔵寺高2年の芹沢大地投手は中学時代に強豪校から勧誘されなかったものの、今では世代屈指ともいわれる最速147キロのサウスポー。 pic.twitter.com/ClwN6Q8D0h
名前: 芹澤 大地（せりざわ だいち）
生年月日: 2008年3月23日（17歳）
出身地: 愛知県春日井市
投打: 左投げ左打ち
ポジション: ピッチャー
芹澤投手は、小学校時代にニュータウンジャガーズで野球を始め、中学では軟式野球部に所属。
高校進学後の成長は目覚ましく、今後の活躍が非常に楽しみな選手です。
身長・体重は？
身長は182cm、体重は72kgです。
・身長：182cm
・体重：72kg
投手としてバランスが取れた体型です。
入学当初、彼の身長は170センチ台前半で、体重は約60キロでしたが、入学から1年半で約10センチ伸び、現在は182センチ、体重は72キロに達しています。
身長が伸びるにしたがって、球速もあがったんだね！
芹澤大地の高校はどこ？
芹澤投手は、愛知県立高蔵寺高校に進学します。
進学を考えて、自宅から近くの学校を選びました。
高蔵寺高校は、過去に愛知県大会のベスト8が最高のチームです。
当時は、勉強がメインという考えだったようです。
高校の成績は？
高校での成績を紹介します。
▶高校2年生の秋季大会:
先発ピッチャーとして6回を投げ、被安打2、奪三振10、自責点0という素晴らしい成績を残しました。
▶愛知大会:
2年生の夏には145キロを連発し、計11イニングで14三振を奪う活躍を見せました。最終的には愛知大会で4回戦まで進出しましたが、そこで敗退しています。
▶春季大会:
3年生の春には2試合に登板し、防御率0.56を記録しました。具体的には、16回を投げて2失点という成績です。
。
高校2年生の夏頃から、急に急速がアップして、他校からも注目されます。
3年の春に、150キロを計測してプロのスカウトからも話題となります。
左投手で150キロは凄い！
U-18日本代表候補合宿参加
芹澤大地選手は、2025年4月に行われたU-18日本代表候補合宿で非常に高い評価を受けました。
以下はその主なポイントです。
・球速と投球内容: 芹澤選手は最速150キロのストレートを投げ、平均球速は138.31キロに達しました。合宿中の紅白戦では、6アウトのうち4つを三振で奪うなど、力強い投球を披露しました。
・スカウトの注目: 合宿には多くのプロスカウトが訪れ、彼の投球を注視しました。特に、ストレートの質が高く、スカウトからは「この時期で左で145キロは凄い」と絶賛されました。
・変化球の進化: 芹澤選手は変化球の精度も向上しており、特にスライダーやチェンジアップの効果的な使用が見られました。これにより、打者を抑える能力が増していると評価されています。
・今後の課題: 彼自身は、長いイニングを安定して投げられる体力づくりと、さらなる球種の習得に取り組む意向を示しています。特に、落ちる球など新たな変化球を身につけたいと考えているようです
この合宿を通じて、芹澤選手は将来のプロ野球選手への道への第一歩を踏み出せたといえるでしょう。
芹澤 大地の特徴は？
芹澤大地の最大の武器は、何と言っても最速150km/hをマークするそのストレート。
細身の体躯からは想像もつかないほどの力強いボールを投げ込む彼は、見る者を惹きつける魅力に溢れている。
彼の投球フォームは、しなやかでありながらも力強さを感じる独特のものである。
左足を高く上げ、軸足にしっかりと体重を乗せた後、滑らかな体重移動で全身のパワーをボールに伝える。
腕の振りは非常にコンパクトでありながら、ムチのようにしなる腕から繰り出されるボールは、唸るような唸り音を伴いながら捕手のミットに吸い込まれていく。
球種は？
ストレート以外は、スライダー、カーブ、そしてチェンジアップ。
特にスライダーの切れ味は鋭く、ストレートとの緩急や左右の揺さぶりで打者を翻弄する。
まだ変化球の精度や球種のバリエーションは発展途上ではあるが、ストレートの威力があるため、それらの球種がさらに磨かれれば、投球の幅は格段に広がるでしょう。
故障の少なさ
まだ体格は細身であり、将来的な肉体的な成長の余地を多分に残している。
体重が増え、筋力がさらに向上すれば、球速はさらに伸び、投球に安定感が増すことが期待される。
また、スタミナ面や制球力も、実戦経験を積むことでさらに向上するでしょう。
プロのスカウトたちは、彼の「伸びしろ」に大きな魅力を感じています。
高校生投手としては珍しい、故障歴の少なさもプラス評価の要因です。
まだまだ、伸びしろ十分なので、ゆっくり育ててほしい！
甲子園への道のりは厳しい？
芹澤投手の高校野球キャリアにおいて、唯一とも言える心残りは、まだ甲子園の土を踏んでいないことです。
愛知県は高校野球の激戦区であり、毎年多くの強豪校がしのぎを削る。
高蔵寺高校は、芹澤という傑出した投手を得て飛躍的な成長を遂げているものの、甲子園出場は決して容易な道のりではありません。
彼自身も、甲子園のマウンドで投げることを最大の目標の一つとして掲げている。
そのためには、2～3番手の投手の整備と打撃人の奮起が必要となるでしょう。
芹澤 大地の進路は社会人？
芹澤大地選手は、卒業後の進路について「社会人野球に行きたい」と明言しています。
将来的にプロで活躍することを目指しており、社会人野球がそのための最良の環境であると考えているようです。
プロ志望届を出さないことを公表し、社会人野球を選択する理由として、さらなる成長を目指す意向を示しています。
芹澤選手は、これまでの経験を活かし、社会人野球での活動を通じて技術を磨き、プロ入りを目指す姿勢を持っています。
彼の進路選択は、今後のキャリアにおいて重要なステップとなるでしょう。
まとめ
芹澤大地は、愛知県の公立高校から突如として現れた、まさに「未完の大器」。
無名からの急成長、最速150km/hのストレート、そして秘められた無限の可能性。
無理はしてほしくあませんが、多くイニングを見てみたい投手ですね。
