ブレイキングダウン初代ライト級王者として注目を集めるNAO(橋本七生)選手は、元プロダンサーという異色の経歴を持つ新世代の格闘家です。
そんな、NAO選手の詳しい戦績や格闘スタイル、過去の経歴が気になる方も多いのではないでしょうか?
今回は、NAO選手の戦績や経歴、はさらには師匠・才賀紀左衛門との関係性や今後の展望まで徹底解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
この記事で分かる事
・【ブレイキングダウン】NAOの戦績は?
・NAOの経歴は?
・NAOののプロフィールは?
・【才賀紀左衛門の弟子】NAOの強さの秘密とは?
【ブレイキングダウン】NAOの戦績は?
NAO(橋本七生)選手は、BreakingDownを舞台に一躍注目を集めた存在です。
その戦績は8戦7勝1敗(4KO)と、短期間での成果としては異例ともいえるハイペースな成長ぶりが伺えます。
ここでは、NAOの戦歴を時系列で振り返りつつ、KO率や対戦相手の実績、スタイルの傾向までを徹底的に解説します。
勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 大会名・日付 |
---|---|---|---|
○ | 有馬雄生 | 判定5-0 | BreakingDown11(2024年2月18日) |
○ | ミスター・ホンデ | 判定5-0 | BreakingDown12(2024年6月2日) |
○ | たつ | KO | BreakingDown13 準決勝(2024年9月1日) |
○ | 山本隆寛 | 判定5-0 | BreakingDown13 決勝(2024年9月1日) |
○ | キャメロン・エルス | KO | BreakingDown14(2024年12月8日) |
○ | リキ | KO | BreakingDown14(2024年12月8日) |
× | YURA | KO負け | BreakingDown14 決勝(2024年12月8日) |
まずNAOが本格的に格闘技の世界に足を踏み入れたのは、2022年頃。
師匠である才賀紀左衛門のスパーリング相手募集に応募し、屋外の公園などで練習を積み重ねたという異色の経歴を持ちます。
そんな彼が初めて公式戦に登場したのは、2024年2月の「BreakingDown11」。
柔道のインターハイ王者・有馬雄生を相手に、MMAルールで判定勝利を収めるという快挙を成し遂げました。
プロデビュー戦にして異種格闘技のエリートを破るという結果は、多くの格闘技ファンに衝撃を与えました。
そしてNAO選手は2024年12月の「BreakingDown14」でフェザー級1Dayトーナメントにも挑戦。
1日で3試合という過酷な日程の中、1回戦で元UFCファイター・キャメロン・エルスに左膝蹴りでKO勝利。
準決勝では大阪の喧嘩自慢・リキに右の三日月蹴りで再びKO勝ちと立て続けにインパクトある勝利を重ねます。
しかし決勝ではプロキックボクサー・YURAに右ストレートでKOされ、初の敗北を喫しました。
戦績を振り返ると、全8戦中4試合がKO勝ちという高いフィニッシュ率が際立ちます。
特に右ストレートと蹴り技に関しては精度と破壊力が高く、彼の代名詞とも言える攻撃となっています。

どの試合でも相手に主導権を握らせない感じがカッコ良いよね!
また、注目すべきは対戦相手のレベルの高さです。
有馬雄生や山本隆寛といった元トップアスリートやプロ格闘家たちを相手にしながら勝利を重ねている点は、NAOの強さが本物であることを裏付けています。
現在のところ、プロキックボクシングやMMA団体への参戦は発表されていませんが、このままの成長スピードと戦績を維持できれば、近い将来にはRIZINやK-1といったメジャー団体への進出も現実味を帯びてくるでしょう。
【ブレイキングダウン】NAOの経歴は?
ブレイキングダウン16
— NAO (@__70nao70) June 11, 2025
細川くんとタイトルマッチ決まりました!
11から出始めて、
気づけばチャンピオンになって
ようやく敵討ちができる!
防衛してサイガジムの強さを証明するぜ💪🔥#ブレイキングダウン16 pic.twitter.com/CXt4ZNGvM0
BreakingDownの初代ライト級王者として注目を浴びるNAO(橋本七生)は、格闘技一筋の選手ではありません。
彼の経歴は異色で、バスケットボール選手からアクロバットパフォーマー、さらにプロダンサーを経て、格闘家として歩んできました。
そんなNAO選手のバックグラウンドや転機となった出来事、格闘技へと導いた人生の流れを詳しく見ていきます。
バスケ部・元プロダンサー時代
NAO選手がスポーツに本格的に取り組んだのは中学・高校時代。
地元・兵庫県尼崎市でバスケットボール部に所属し、運動神経の良さを発揮していました。
そして、大学進学後彼の関心はアクロバットに向かいます。

特に誰かに習うことなく、完全独学でアクロバットを習得したんだって!
大学卒業後の2020年には、アクロバットパフォーマーとしてイベントや舞台に出演するなど、身体能力を武器にプロの表現者としてのキャリアをスタートさせました。
しかし、世界を襲ったコロナ禍によりイベント業界は大打撃を受け、NAOの仕事も激減。
そんな時、ダンサーのREOの紹介でD.LEAGUEの「FULLCAST RAISERZ」オーディションを受けることになります。
驚くべきことに、ダンス未経験でありながらこのオーディションに合格。2021年にはプロダンサーとしての活動を始めます。
アクロバット担当としての役割も担いながら、激しいトレーニングと猛練習で、短期間で一流のパフォーマーとして認められるまでに成長しました。
しかし、身体への過度な負担や将来のビジョンの変化から、2022年7月にはプロダンサーを引退しました。
格闘家への転身
NAO選手は子供のころから「グラップラー刃牙」などの格闘漫画に親しんでいたこともあり、格闘技への憧れを持ち続けていました。
そんな折に出会ったのが、格闘家・才賀紀左衛門によるスパーリング相手募集でした。
NAO選手は未経験ながら応募し、公園などで独自にトレーニングを重ねる日々を過ごしました。
そのストイックな姿勢が才賀の目に留まり、弟子として正式に指導を受けるようになります。
その後はスピード感のある成長を遂げ、2024年2月のBreakingDown11で本戦デビュー。
柔道のエリート・有馬雄生を相手に堂々の勝利を収め、瞬く間に話題の選手へと駆け上がりました。

2021年にはTBSの人気番組『SASUKE』第39回大会にも出場したんだよ!
結果としては1stステージで敗退したものの、プロダンサーとしての身体能力を存分に発揮したことで、多方面からの注目を集めました。
さらに、YouTubeチャンネルを開設し、自身のトレーニング風景やライフスタイル、BreakingDownの裏側などを発信することで、ファンとの距離を縮める努力も怠りません。
ただ戦うだけでなく、見せる、伝えるという能力にも長けた現代型のファイターと言えるでしょう。
NAOのプロフィールは?
項目 | 内容 |
---|---|
本名 | 橋本 七生(はしもと なお) |
リングネーム | NAO(ナオ) |
生年月日 | 1997年7月19日(27歳・2025年7月現在) |
出身地 | 兵庫県尼崎市 |
身長 | 180cm |
体重 | 約71~72kg |
所属ジム | サイガジム |
階級 | ライト級 |
スタイル | キックボクシング |
通称 | 激闘のターミネーター/才賀紀左衛門の弟子 |
SNS |
X(@_70nao70)、 Instagram(@nao_hashimoto) |
【才賀紀左衛門の弟子】NAOの強さの秘密とは?
BreakingDown初代ライト級王者という肩書きだけではなく、NAO選手がわずか1年半で結果を出し続けている背景に、強さの“核”とも言える要素がいくつも存在しています。
ここでは、NAOの強さの本質に迫るため、格闘スタイルや師匠・才賀紀左衛門との関係、そして今後の展望について深掘りしていきます。
まず注目すべきは、NAOの格闘スタイルのバランス感覚です。
彼は元々アクロバットやダンスの経験を活かし、「動きのキレ」や「体幹の強さ」に優れたファイターです。

NAO選手の得意技は主に右ストレートとミドル・膝蹴り系の打撃技だよ!
BreakingDown14ではキャメロン・エルスに左膝蹴り、リキに右三日月蹴りでKO勝利を収めるなど、左右の使い分けが自在で、打撃における空間認識能力も高いことが分かります。
そんなNAO選手の技術を支える存在が、師匠である才賀紀左衛門です。
元K-1・RIZINファイターとして知られる才賀は、打撃技術やメンタル面、試合運びにおいて豊富な経験を持っています。
NAO選手は彼のスパーリングパートナーとして関わる中で、その指導を受けるようになり、「公園練習から王者へ」と成り上がりました。
今後の展望についても、NAO選手には大きな可能性があります。
現時点ではBreakingDownを主戦場としていますが、その戦績や知名度を考えると、RIZINやDEEP、Krush、KNOCK OUTなどのメジャー団体への進出も視野に入ってくるでしょう。
さらに、フェザー級1Dayトーナメントでの準優勝経験があるので、階級をまたいだ挑戦にも柔軟に対応できる点も強みです。
今後数年で、国内ライト級〜フェザー級とさらなるステップアップする可能性は十分にありそうです。
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まとめ
NAO選手は、兵庫県出身の元プロダンサーから一転、わずか1年半でBreakingDown初代ライト級王者にまで登り詰めた実力派格闘家です。
キックボクシング戦績は8戦7勝1敗(4KO)と高い勝率を誇り、右ストレートや蹴り技を得意としています。
師匠・才賀紀左衛門のもとでトレーニングを積み、冷静な試合運びと精神力を武器に数々の強敵を撃破。
格闘技未経験からここまで成長したNAO選手の姿は、多くの人に勇気と刺激を与えてくれますね。
今後は、さらなる階級挑戦やメジャー団体への進出も期待される注目ファイターです。