ブレイキングダウンや、RIZINで話題の冨澤大智(とみざわ だいち)選手は、 異色の経歴を持つキックボクサー兼総合格闘家 です。
そんな冨澤大智選手の、プロフィールや戦績が気になる方も多いのではないでしょうか?

もともとは野球の道を志し、さらに消防士として働いた経験もあるだって!
そこで、今回は冨澤大智選手のプロフィールやブレイキングダウン/RIZINの戦績、努力家と言われる理由についても紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
・【冨澤大智】のwikiプロフィール
・【冨澤大智】のブレイキングダウンの戦績は?
・【冨澤大智】のRIZINの戦績は?
・【冨澤大智】が努力家と言われる理由は?
【冨澤大智】のwikiプロフィール
5/4(日)東京ドーム
— 冨澤大智 (@daicitomizawa) March 26, 2025
RIZIN男祭り
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冨澤大智選手のプロフィールを見ていきましょう。
- 名前: 冨澤 大智(とみざわ だいち)
- 通称: 孤高の闘神
- 生年月日: 1997年10月3日
- 年齢:27歳(2025年4月時点)
- 身長: 168cm
- 体重: 61kg
- 出身地: 栃木県 宇都宮市
- 職業: 元消防士、プロキックボクサー、総合格闘家(FIGHTER’S FLOW所属)
- 格闘技歴: キックボクシング10年、MMA参戦経験あり
冨澤大智選手は栃木県宇都宮市出身で、幼少期からスポーツに打ち込んできました。
野球少年時代
冨澤大智選手は 、6歳から18歳まで野球に打ち込んでいました。
野球好きの父と兄の影響で始めた野球はすぐに才能を開花させ、中学時代は宇都宮市立鬼怒中学校でプレーをしています。
そして 高校は名門・文星芸術大学附属高校に特待生として進学 しました。
プロ野球選手を夢見ていた彼は、厳しい練習にも耐え、チームの中心選手として活躍していました。
文星芸術大学附属高等学校は沢山の有名人が卒業しているね!
消防士から格闘家へ
夢でもあったプロ野球選手への道は厳しく、冨澤大智選手は高校卒業後は野球の道を断念しました。
その後、 消防士として社会に貢献する道を選びます。
冨澤大智選手は、救助活動や厳しい訓練を積みながら、人々を助ける仕事に従事しました。
しかし、 21歳のときに格闘技と出会い、ファイターとしての道を決意しました。

未経験からのスタートで、わずか数年でプロとして活躍するレベルにまで成長なんて凄いよね!
【冨澤大智】のブレイキングダウンの戦績は?

冨澤大智選手の戦績は、K-1・Krush・BreakingDown・RIZINと複数の舞台で活躍し、印象的なKO勝利やタイトルマッチなどを経験しています。
そんな彼の、戦績を詳しく見ていきましょう。
Krush
冨澤選手は2021年10月2日、「Krush-EX 2021 vol.5」でキックボクサーとしてプロデビューを果たしました。
相手は渚選手で、初戦ながら冷静な試合運びを見せ、判定3-0で勝利。
さらに2022年1月28日にはKrush.133で内田竜斗選手と対戦し、こちらも判定3-0で勝利を収めています。
そして、冨澤選手の名前が一気に知られるようになったのは、BreakingDownでの連戦連勝がきっかけです。
BreakingDown6
2022年11月、「BreakingDown6」でMMAルールでの初挑戦となった冨澤選手はヒロヤ選手と対戦しました。
しかし、ここでは判定0-5で敗北。
デビュー戦の壁の高さを痛感する結果となりました。
相手のヒロヤ選手は、朝倉未来さんの門下生として知られいます。
実はこの試合のわずか4日前にも沖縄で別の試合をこなしていました。
BreakingDown6.5〜8.5
BreakingDown6.5〜8.5は、まさに「無双状態」でした!か
各試合について見ていきましょう。
BreakingDown6.5:としぞう選手に判定3-0で勝利
としぞう選手は、中学3年生からボクシングを始め、高校・大学でもボクシング部に所属。
「BreakingDown」の第5回大会から参戦しており、総合戦績は9試合で4勝5敗となっています。
この時の冨澤選手の、スピードとキレが凄かったですね!
SNSでも、
冨澤選手、レべチ
実力の差がありすぎる
といったコメントが多く見受けられました。
BreakingDown7.5:ダンチメン・あつき選手に判定3-0で勝利
ダンチメン・あつき選手(本名:大野篤貴)は、石川県金沢市出身の総合格闘家で、1998年6月6日生まれの26歳(2024年時点)です。
身長169cm、体重67kgで、極真空手を5歳から始め、20年以上の経験を持ち、国内外の大会で数々の優勝実績があります。
この時の試合は、冨澤選手の猛攻撃が凄かったですね!
相手のダンチメン・あつき選手は空手の弱点が出て顔に蹴りが入っていました。
そして、残り10秒の所で、ダンチメン・あつき選手がパンチをくらって膝をついて終了。

判定結果を聞いたダンチメン・あつき選手は悔しそうな顔してたね。
見ていた視聴者からは、
距離の詰め方がうまかった
試合直後のお互いに健闘を讃えあうシーンでカッコ良すぎて涙出た
といったコメントがありました。
冨澤選手は、ダンチメン・あつき選手が強かったと言っていたので、ギリギリのところで戦っていたのかもしれませんね。
BreakingDown8:戸塚悠人選手に判定5-0で勝利
「BreakingDown8」で、冨澤選手が戸塚悠人選手に判定5-0で勝利しました。
戸塚悠人(とつか ゆうと)選手は、群馬県安中市出身の総合格闘家で、1993年11月2日生まれの30歳(2024年時点)です。
身長は174cmで、キックボクシング歴は9年に及びます。
過去には地下格闘技イベント「TENKAICHI」でライト級王者に輝いた実績があります。
冨澤選手は序盤から積極的に攻め、ワンツーや膝蹴りを繰り返しながら距離を詰めていました。
一方、戸塚選手はミドルキックなどで応戦しましたが、冨澤選手の圧力に押される展開に。

最終的には、冨澤選手が判定で圧倒的な勝利を収めたね!
BreakingDown8.5:虎之介選手を開始10秒の左テンカオでKO勝利
「BreakingDown8.5」で、元K-1戦士の冨澤選手が虎之介選手を開始わずか10秒でKO。
虎之介(とらのすけ)選手は、福岡県福岡市出身の総合格闘家で、本名は島田虎之介です。
2004年4月15日生まれで、2025年4月現在20歳。
身長は168cm、体重は61kgで、MMA Rangers Gymに所属しています。
この試合はフェザー級(63kg以下)のワンマッチとして行われました。
冨澤選手は虎之介選手の右フックに対し、見事なカウンターの左膝蹴りを決め、虎之介選手10秒間悶絶し立ち上がることができず試合終了。
この時は「BreakingDown」でも稀に見る衝撃的なKOシーンとして話題になり、視聴者から
「プロとアマの差がエグい」
「音がえぐい」
といった驚きの声が多数寄せられました。

冨澤選手がマイクパフォーマンスで、
皇治選手に宣戦布告してたのも印象的だったね!
BreakingDown9
さらに勢いは止まらない冨澤選手、BreakingDown9では竜毅選手と対戦し、試合開始23秒で左ストレート一閃のKO勝利。
竜毅選手は、大阪のちか格闘技「ZERO」55~60㎏のベルト保持者。
片親で、男4人兄弟。
冨澤選手は、竜毅選手と自分が似てると言って対戦相手に決定。

2人とも親孝行がしたいって、良い人過ぎる!!
試合が始まる前から、バチバチの二人でしたが特に冨澤選手の圧が凄かったです。
アグレッシブなファイトスタイルとスピーディな攻撃冨澤選手。
試合後は、竜毅選手も冨澤選手の強さを認めていました。
BreakingDown10
虎之介選手との再戦では43秒TKO勝ち。
キックルールで負けなしの5連勝中の冨澤選手。
虎之介選手とは、BreakingDown8.5で試合していて、この時はわずか10秒で冨澤選手がKOしました。
BreakingDown10では、開始直後から激しい打ち合いに。
試合開始18秒で、またしても冨澤選手の膝蹴りが虎之介選手のボディに的確に叩き込み、何度か立ち上がった虎之介選手でしたが最後は追い詰められて試合終了。
試合後のインタビューで、虎之介選手は
強すぎるだろって感じ。
硬式ボール投げられたぐらい効いてる。
とコメントしていました。

冨澤選手の試合は、ハラハラするけど見応えがあるよね!
BreakingDown12
2024年6月、冨澤選手はついにバンタム級タイトルマッチで王者・井原良太郎選手と対戦。
延長の末、0-5の判定負け。

この試合に負けたら、引退するって言ってたんだって。
そして負けてしまった冨澤大智選手は、試合後に「俺の格闘技人生、終わった」と語り、一時は音信不通状態になりました。
BreakingDown14
そして冨澤選手は、2ヶ月の沈黙を経てBreakingDown14のオーディションで復帰しました。
「心配をかけた」と謝罪し、よしきまる選手との対戦が決定。
延長ラウンドにもつれた死闘の末、判定3-2で勝利。
試合後には涙を浮かべながら「また格闘家としてやり直したい」と語りました。
BreakingDown15
2025年3月、ジョリー選手とバンタム級MMAルールで対戦しました。
結果は左膝蹴りによる38秒KO勝ち。
復帰後の完全勝利で、存在感を再び証明しました。

試合開始、38秒で勝てるなんて凄い!
RIZINにも出場している冨澤選手。
次は、RIZINの試合についても見ていきましょう。
【冨澤大智】のRIZINの戦績は?
冨澤選手はこれまでにRIZINで2試合を経験し、1勝1敗という成績を残しています。
各試合ごとに詳しく見ていきましょう。
RIZIN.45
2023年12月31日、冨澤選手はRIZINでKrush王者・篠塚辰樹選手とキックルールで対戦。
しかし、1Rと3Rでダウンを奪われ、0-3の判定負け。
この時は、篠塚選手の圧倒的な実力差を見せつけられた試合でした。
冨澤選手は、悔しさからリング上で涙き崩れる姿がとても印象的でした。
RIZIN DECADE
その後冨澤選手に再びチャンスが訪れ、2024年12月31日の『雷神番外地』で三浦孝太選手とMMAルールで対戦しました。
結果は1R1分53秒での左膝KO勝ち。
冨澤選手は、敗北から1年、見事な再起を遂げました。
この試合後には、勝利を機に本格的にRIZINでMMAプロとして活動する決意を表明しています。

もうブレイキングダウンには出ないのかなぁ?
【冨澤大智】努力家と言われる理由は?
冨澤選手が「努力家」と称される理由は、その言動や戦いぶりのすべてに「覚悟」と「継続的な努力」が滲み出ているからです。
彼は決して華々しいバックボーンを持っていたわけではありません。
格闘技歴も短く、他の選手のように柔道や空手といった武道経験があるわけでもありません。
それでも、「それは弱点じゃなくて俺の長所」と語る彼の言葉には、自分自身の環境を肯定し、そこから這い上がろうとする強い意志が感じられます。
特に印象的なのは、「試合の為の練習をすれば必ず試合でそれは出せる」という言葉です。
引用元:冨澤大智のX
この一言に、彼の練習への向き合い方、日々の積み重ねへの信頼が詰まっています。
練習でひたすらカウンターを磨き、体が自然と反応するまで繰り返す。それは才能というよりも、努力の結晶です。

きっと、見えないところで必死に練習を積み重ねて努力してきたんだね!
まとめ
冨澤大智選手は栃木県出身の元消防士で、キックボクシング歴10年、MMA経験もあるプロ格闘家です。
高校までは野球一筋でしたが、21歳で格闘技と出会い、未経験からプロに成長。
KrushやBreakingDown、RIZINなどで数々の勝利を重ね、圧倒的なKO劇で注目を集めました!
日々の練習への信念と覚悟が彼の強さの源となっており、敗北や引退危機を乗り越えたからこそ、冨澤選手は「努力家」と称されるのでしょう。
今後、どんな試合を見せてくれるのか楽しみですね!
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